あなたの満足度は何パーセント?マンションの居室環境について聞いてみた。

マンション選びで決め手になることが多い「間取り」や「最新の住宅設備」。だからこそ実際にどんな設備があるといいのか迷ってしまう人もいるのではないでしょうか。そこで現在マンションにお住いの皆さんに、専有部(居室)の満足度についてリサーチしました。

アンケート概要
アンケート名 専有部の満足度に関するアンケート
実施期間 2018年5月22日(火)~2018年5月27日(日)
調査方法 インターネットリサーチ
回答数 2,441

引用の際は、こちらからマンション・ラボまでご連絡ください

6割が間取りや設備に満足している

お住いのマンションの専有部(居室)の間取りや仕様、設備について満足度を聞いてみると、「大変満足」と答えた人が12.3%で「満足」が52.0%と、約6割が満足しているという結果でした。

Q.いまお住まいのマンションの専有部(居室)の間取りや仕様、設備について、あなたの総合的な満足度を教えてください。
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「不満」「かなり不満」は1割未満で、ほとんどのマンション住民が快適に生活している様子がうかがえます。

今回の回答者の方の住んでいるマンションの竣工年は「2005~2009年」が38.4%で最も多く、「2000~2004年」22.6%、「2010~2014年」が22.5%と続き、2000年代以降のマンション在住が約8割でした。

Q.いまお住まいのマンションの竣工年を教えてください。
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また、マンションの購入価格を聞いてみると「3,000~5,000万円未満」がほぼ半数を占めていて、「5,000~7,000万円未満」18.4%、「1,000~3,000万円未満」16.5%と続きます。

Q.いまお住まいのマンションの購入価格帯を教えてください。
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価格と満足度の関係を調べてみると、購入価格「7,000~1億円未満」のうち「大変満足」と答えた人は2割で、他の価格帯に比べると満足度が高いという結果が出ています。立地や共有施設などマンションの価値を図るものはさまざまですが、居室スペースの設備や間取りに納得し、満足できると思ったからこそ高額をかけた人が一定数いることが分かります。

▼「室内環境」以外の項目の満足度について記載した記事もあります。併せてご覧ください。
「満足&不満な点とは?マンション住み心地アンケート」

眺望・設備・防災対策――満足ポイントは十人十色

居室で満足している箇所を具体的に聞いてみると、

POCHIさんリビングの天井が高く、窓からの眺望もよい。食事しながら富士山が見える。

らん丸さん我が家は5階。南北の風通しが良く、真夏でも昼間は冷房は不要です。高原にいる様な具合で、大変気に入っています。

ゆちいなさん浴室乾燥機、ディスポーザーがそろっている。ホスクリーンやコンセントの増設ができた。

ねずみさん戸建てに比べて密閉度が高くて寒暖の差が少なく、また騒音などの外乱が少ない。
また耐震性が高く安心です。

miminekoさん3LDKから2LDKに間取り変更して、リビングを広くした。一番長く過ごす所なので、ゆったりした気分でいられる。

leichelさんウォークインクローゼットをかなり広く取っているので物が多くても困らない。

など、マンションならではの眺望や風通しの良さ、広いリビング、収納や設備の充実、防災対策などの回答がありました。

また、不満な点について聞いてみると、以下のような声が上がりました。

きーたんさん子どもの成長に従い、間取りや収納に悩むことが多くなってきた。

くろやなぎさん湿気が酷くて壁や天井がカビだらけになる。浴室が規格外のユニットバスで取り換えられないし、排水溝の蓋の穴が大きくて何もかも流れてしまうし、壁が安っぽい木目など。

るるるるさん夜中の生活音が響く。

マンションの購入時にはいろいろなシミュレーションをするものですが、実際に生活をしてみると不満だったということがあるようです。

▼マンションの間取りについて記載した記事もあります。併せてご覧ください。
「駅近100平米の中古マンションをリノベーション!~間取り事例とコストの掛け方」

こんな設備を期待している!

これからの新築マンションにどんな注目や期待をしているのかを聞いてみると、「収納スペースの増加」が48.4%と最も多く、「騒音設計技術の向上」が39.5%、「防災対策の強化」が33.6%となっています。

Q.これからの新築マンション(専有部)に、注目や期待をしている仕様や設備などがあれば教えてください。(複数選択可)
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特に興味や関心がある仕様や設備について聞いてみると、

ふみちゃんさんAIを活用した防災、安全見守り設備の充実

ウシガエルさんIoT。外出時に設備の電源のオンオフができる。

もんにゃんさん防災に関して特に関心がある。備えられるものは極力何でも備える方向でちょうどいいのではないかと思う。

などがありました。

また、この設問に対する回答は、竣工年との関わりが大きいようです。
2000年代竣工のマンションに住む人が8割である今回のアンケート結果は上のグラフの通り「1.収納、2.騒音設計、3.防災」ですが、たとえば1990年代竣工のマンション住民からは、「防災対策の強化」や「インターネット速度の安定」に期待する回答が特に多く聞かれました。2015年竣工の層ではAIやIoT商品が普及していなかったものの、最新設備は気になるためか、特に期待が大きいようです。このように時代の変化でマンションに求められるものが変わっていっていることがわかります。

購入価格で見てみると、7000万~1億円の購入層は収納やAI・IoTへの期待が他の層よりも高いという結果が出ています。同じ価格帯購入層は高層マンションが多くなるためか、防災への期待も他の価格帯より高くなっています。総じてライフスタイルを充実させてくれるものに関心が高く、他の価格帯では設備への期待にそこまで大きな差は見られませんでした。

▼IoTの活用について記載した記事もあります。併せてご覧ください。
「未来のマンションって、こんなにスゴいの!? IoTを活用したスマートホームの取り組み」

普段の生活を便利にしてくれるだけではなく、安心して暮らせる専有部設備が備わっていると、マンションの満足度がぐんとアップします。これからの社会やライフステージの変化に柔軟に対応しながら、ご自身の価値観に合ったマンションライフを送りたいですね。

文:Loco共感編集部 杉本雅美

2018/07/09

リサーチ研究員

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