マンションの蹴破り戸 破ってみたことはありますか?

簡単に破れると考えている人も多い・・・!

Q.避難訓練等の機会に蹴破り戸を蹴破る練習をしたいと思いますか?(n=2350)

グラフ読み込み中...

避難訓練の際に、蹴破り戸を蹴破る練習をしたいと思うか伺ったところ
「練習したい(51.9%)」という意見が半数ある一方で
「練習は不要(48.1%)」も半分近くいました。
実際に破ってみると大変だった、という意見も多いようなので、機会があれば練習はした方がよさそうです!

Q.地震や火事の際に、蹴破り戸を破って避難しなければならなかったとしたら、自信はありますか?(n=2426)

グラフ読み込み中...

地震や火事の際に、蹴破り戸を破って避難しなければならなかったとしたら、自信はあるかお聞きしたところ、「多少時間がかかっても蹴破れると思う(47.5%)」が最も多く半数近くに達しています。
「すぐ蹴破って逃げられると思う(26.2%)」は全体の四分の一ほどでした。
一方で、「なかなかうまくいかず、逃げるのが遅くなると思う(14.9%)」
「わからない(11.4%)」と回答された方を合わせると、四分の一ほどの方が、蹴破れるか不安を感じているようです。

そのように考える理由としては、

蹴破れなきゃ蹴破り戸じゃないでしょ。

見た目が、薄いもので出来ているから。いざという時は、必死で蹴って簡単に穴が開くと思うから。訓練で破ってしまうと、再設置の費用がかかると思う。

といった楽観的な意見が多くある一方で、

パニックにならなければ問題ないと思うが、各戸のベランダに障害物があると、どうなるかわからない。

非常事態とはいえ隣人のスペースに侵入する事になるのでやはり躊躇してしまい力加減が難しいと思われる

実際に破ったことはないため、どの程度の力で破ることができるのか不安な部分があり、時間がかかるかもしれないため。

以前マンション・ラボさんの蹴破り戸を破る実験の記事を読んで、すぐには蹴破れないことは知っているが、普段仕事や通勤で立ち時間や階段の登り降りが多く、足腰に不安はないので、数分で蹴破れると思う。ただ、もっと年を取って足腰が弱くなったら難しいかもとは思う。

と、蹴破ることに対し自信がないというご意見も寄せられました。ご愛読ありがとうございます!

いざという事態に備えて…

蹴破り戸に関して、疑問や聞いてみたいことを伺いました。

蹴破り戸の訓練をやっているマンションがどのくらいあるのか知りたい。また植木等を置いてあり障害になっている可能性があるが点検方法を教えてください。

写真を使った説明書とかビデオを見せてもらえたら多少はとっさの時に役に立つだろうと思うが、実際はどれくらいの力でどこら辺を蹴破るのかとかわからない。

「ここを蹴る」みたいなポイント(一番破りやすい所に○印等)を板に書いてあれば嬉しいし安心。

結果的に大きな火災でなかった場合、蹴破った戸の弁償費用はかかるのか?犯罪から逃れるために蹴破ってもいいのか?

強風や地震で破損してしまうことはないのか?復旧までの間、隣戸とのプライバシーの確保のルール作りが必要ではないか?経年劣化で自然崩壊や汚損が生じた場合メーカー保証はどうなっているのか?

どういう風に蹴破れるのかビデオ等がYouTubeにあるとよい(あるかもしれないが)

あります!!
マンション・ラボが実験を行っておりますので、是非一度ご覧下さい。
「マンションの「蹴破り戸(隔て板)」は、果たして簡単に蹴破れるのか!?

最後に、災害時に避難する際に、あらためて不安に感じたことや、疑問に思うことを伺いました。

緊急時に使用するものが、実際に使ったことのないものばかりだと混乱がを招くのは必至のため、定期的に使用する訓練を行っておいたほうがよいと考える。

19階に住んでいるので、いざというときの避難は、とても難しいと思う。地震や火事、暴風など災害の種類によっては避難の仕方も違ってくるのでいろんな避難の方法を考えて実行しないといけない。とっさの判断が難しい。

今の避難設備は、健常な大人を対象にしている感がある。災害弱者を避難させる方法を考えないといけない。

高層階での火災は避難場所が限られてくるので、改めて全戸住民同士で訓練を実践したいです。東北の震災から5年になりますが、いつわが身に降りかかるかわからない時代だけに肝に命じたいと感じました。

つい最近までは人を助ける気持ちを持って行動していたが、この頃これからは人にお世話になる機会が多いのではないかとこのアンケートで気が付かされた。高齢者は自分のできることは自分でやる精神で生きていかなければとあらためて思わせられた。

このアンケートを通じて、改めてご自身の状況を振り返り、気づきがあったというご意見もありました。ご回答ありがとうございます。


普段、なかなか破ってみる機会のない蹴破り戸。アンケートをみていると、簡単に蹴破れると考えている方も多いようです。

しかし、実際に蹴破った方の感想をみていると、そう簡単でもないようです。
訓練で蹴破れる機会があれば積極的に参加してみたり、経験者のアドバイスを参考にするなどして、緊急事態の際に慌ててケガをしないように気を付けたいですね。

2016/04/19