子どもたちに「世界を知る」きっかけづくりを【マンション・アフタースクール#12】

皆様、こんにちは。放課後NPOアフタースクールの平岩国泰です。日々頑張って子どもたちと活動しております。そんな中から今回もマンション向きの“放課後プログラム”について紹介させていただきたいと思います。

今回ご紹介するのは『国際プログラム』です。

留学生が教える中国&韓国文化

今回のプログラムの先生は日本に来ている実践女子大学の留学生です♪中国人の林さんと韓国人のイさんです。

まずはお二人の自己紹介。2人とも日本語ペラペラなので通訳は完全に必要なしです。

しかし!イさんが急に韓国語で話し始めました。・・・全くわかりません。けれどもこれは韓国語がどのような言語なのかを知ることができますし、他国の言語を生で聴くいい機会になったと思います。もちろん、その後ご自分でキレイな日本語に訳してくださいました。

そして中国と韓国の挨拶を教えていただきました。

「ニーハオ!」「アンニョンハセヨ!」

「シェシェ!」「カムサハムニダ!」

「ザイジェン!」「アンニョンヒケセヨ!」

最後の韓国語の「アンニョンヒケセヨ」は「さようなら」という意味です。日本人はアンニョン+「火消せよ~」と覚えると覚えやすいそうです。

林さんから中国の紹介

まずは中国の基礎知識(人口・民族・面積など)を簡単に説明してくれました。中国ではお茶が何千年も前から飲まれていて、さまざまなお茶があるそうです。最近の忙しい世の中!ちょっと一休みして、お茶を飲んで癒されましょう!と熱く語ってくださいました。

そしてこれはなにか?・・・

「はあ!!!」

そうです!中国武術のカンフーです!林さんは少しカンフーをやっていたそうで、みんなに簡単な防御術を教えてくれました。子どもたちも総立ちで実際に体験してみました。腕を握られた時の交わし方や、頭を守りながら強いパンチを入れる方法などに挑戦!

ちなみにこれが頭を守るポーズです。

イさんによる韓国の紹介

韓国の基礎知識から韓国の国花 ムクゲを紹介してくれました。

これは北朝鮮とも仲良くなりたいという意味もこめられた、平和の象徴だそうです。

その他にも食事など身近な話題を挙げてわかりやすく韓国を紹介してくれました。ちなみにイさんの調べによると、≪外国人が好きな韓国料理ランキング≫は、

1位冷麺  2位サムケタン(チキンなど) 3位トッポギ 4位ビビンバ

だそうです!イさんによると、4位のビビンバはストレスがたまった時に食べるとよいそうです!「本当か!?」と思う方もいらっしゃるかとは思いますが、韓国ドラマなどで失恋した人がビビンバを食べている映像などがよく見られるようです。

そして紹介が終わった後は、お待ちかねの伝言ゲーム!しかし、これはただの伝言ゲームではありません。伝言するのは中国語!または韓国語!3チームに分かれて伝言をしていきますが後ろの仲間から伝言されてきた答えは、

1、サラネヨ  2、シャランド  3、サラニョン

さてなにが正解なのでしょうか。その問題の正解は「サランへヨ」(愛してる)でした!知らない言語を伝えるのは想像以上に難しいです。耳が命ですね。みんな出来るだけ正解に近い答えを出したいがため、耳をくっつけ真剣でした。

今日のプログラムは上記のように、あいさつなどのことばから、文化の紹介(特に食事や国の武術などわかりやすいもの)、他言語に触れる伝言ゲーム、そしてクイズ、という流れで行い、最終的に参加していた大人も子どもも関係なく盛り上がり、どちらの国にも好感を持って興味を持ってもらうことが出来たのではないかと思います。

市民先生からのメッセージ

市民先生のお2人は「少しでも他の国について知ろうとするきっかけを、留学生という存在を通してつくりたい」とおっしゃっていました。

国際交流や海外旅行が盛んな今、子どもたちにもこうした機会を通して日本だけでなく、いろんな国があり、そしていろんな人々がいることをぜひ学んでもらいたいと、改めて感じました。

いかがでしたでしょうか、国際プログラム。こちらのプログラムも小さなお部屋1つで実現出来る内容です。お近くの留学生や外国人の方を市民先生にぜひ実現してほしいと思います。

今回のコラムはここまでにいたします。次回以降もどうぞよろしくお願いいたします。


平岩 国泰
hiraiwa@npoafterschool.org(皆様、お気軽にご連絡くださいませ)

2011/07/12

プロフィール

平岩 国泰

放課後NPOアフタースクール代表理事。1974年東京都出身。1996年 慶應義塾大学経済学部卒。2004年長女の誕生を機に放課後NPOアフタースクールの活動開始。日本初の“放課後NPO”の活動は、100種類以上の“放課後プログラム”が誕生し、1万人以上の子どもが参加。グッドデザイン賞(2年連続)他各種受賞。