獣医さんとの上手な付き合い方②~飼い主として心がけておくべき4つのポイント~

こんにちは、ドッグアドバイザーの高田由香です。前回から獣医さんとの上手なお付き合いの仕方についてお話しています。

今回は、獣医さんとのやり取りをスムーズにするために飼い主さんが心がけると良い事についてお話します。

情報は正確に伝えましょう

「何日か前からなんとなく元気がなく、何回か少しだけ吐くことがありました。」と伝えるのと、
「先週の木曜日からいつもよりも寝ていることが多く、食事も残すことがありました。木曜日の夜と金曜日の朝にティースプーン1杯くらいの黄色い泡状のものを吐きました。」
と伝えるのでは、獣医さんはどちらがわかりやすいでしょうか?「ちょっとだけ」「たくさん」などの感じ方は人それぞれなので、獣医さんは判断に苦しむと思います。正確な情報が的確な治療をしてもらうための手助けになります。

写真や動画を利用しましょう

家では足を引きずっていたのに病院に行ったら足を引きずらなくなった、家では具合が悪そうにしていたのに病院に行ったらはしゃぐくらい元気なってしまった、ということが良くあります。ペット達の「家以外の場所では弱いところは見せられない!元気にしていなくちゃ」という動物的本能が働くのかもしれません。また、病院では緊張して固まって動かなくなってしまうペットもいます。家での状態を写真や動画で撮り、獣医さんに見てもらうとペットの「本当の病状」をわかってもらえる手助けになります。

「普段の状態」を見てもらいましょう

健康診断などで普段の元気な状態を獣医さんに知っておいてもらうと、具合が悪くなって病院に連れて行った時に普段よりもどれだけ元気がない状態なのかをわかってもらえます。

疑問に思ったこと、不安な事は遠慮なく質問しましょう

飼い主さんが疑問や不安を抱いたままペットの治療を行うのは、ペットにも飼い主さんにも治療を行う獣医さんにも良くないことです。疑問や不安が湧くのは当然のことですので、どんどん獣医さんに質問してください。飼い主さんが質問してくれることによって獣医さんも飼い主さんの考え方を知ることができ、双方が分かり合える手助けにもなります。質問に答えてくれなかったり、面倒くさそうに答える獣医さんであれば、別の病院を探す選択をした方がよいでしょう。


「獣医さんの説明がわかりずらい」「話を聞いてくれない」と言う飼い主さんは少なくありません。獣医さんがわかりやすく説明してくれて話をしっかり聞いてくれることが一番なのはもちろんですが、獣医さんは自分のペット1匹だけを診ている訳ではありません。限られた診察時間の中で、いかに「うちの子」のことをわかってもらうか、は飼い主さん側の伝え方の工夫も必要です。

言葉で病状を伝えられないペット達のために、飼い主さん、よろしくお願いします。

プロフィール

writer高田 由香
日本ドッグパーク普及協会認定ドッグアドバイザー。日本ペットマッサージ協会認定ペットマッサージセラピスト。
短大卒業後、証券会社に入社。結婚を機にコーギー2匹を飼い始めるも、しつけに大苦戦。犬について学ぶスクールに通ううちに犬の魅力に取りつかれ、会社を辞めドッグアドバイザーになる決心をする。
2006年、世田谷・用賀に「犬の保育園 Parco del Caneカーネ保育園」を開園。園長となる。
犬の保育園の他、ペット共生マンションでのしつけ教室やセミナー、ペット博でのペットマッサージのデモンストレーション、朝日新聞デジタル「&」、ジョンソン株式会社「DOG TOWN」等ウェブサイトでのペット相談やコラム執筆など、多分野で犬に関わる毎日を送っている。
愛犬は、パピヨン、小型犬ミックス、チワワ2匹の4匹。キースホンド、コーギー、ダルメシアンの飼育経験あり。

2015/03/30

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