マンションのペットクラブでペットのための災害対策を考えよう!

こんにちは、ドッグアドバイザーの高田由香です。
東日本大震災以来、日本全体で防災に対する意識が高まり、地震だけではなく、ゲリラ豪雨や台風に対する対策も積極的に考えられるようになってきています。

ペットの災害対策も進んできていて、ペットのための非常持ち出し袋がヒット商品になりました。今回はマンションのペットクラブができる災害対策について考えてみたいと思います。

ペットクラブで「避難訓練」

ペットクラブの活動として、マンションから安全な避難場所への避難訓練を実施することをおすすめします。その際は、実際に災害が起きたことを想定し、

・ペットをクレートやバッグに入れる(避難中にペットがパニックになって逃走してしまうことを防止するため)
・エレベーターを使わずにペットを連れて1階まで降りる(災害時はエレベーターが止まっていることが考えられます)
・ペットを連れて避難場所まで歩く

上記を時間を計りながら実施し、時間が掛かってしまうようであれば改善策を考えましょう。避難経路も、ペットを連れて無理なく避難することができる道なのか、歩かせて避難する中型犬・大型犬に危険がないかも併せて確認することをおすすめします。

ペットクラブで「必要品の備蓄」

ペットフードや常備薬は持ち出し袋に入れられても、ペットシーツ、ペットの排せつ物を入れるごみ袋、飲み水などはかさばり、避難時に持ち出すのが難しい場合もあります。ペットのための備蓄は3日分あれば安心です。マンションの共有スペースに、災害時のペットの必要品を備蓄しておくととても助かると思います。

災害時に役立つペットのしつけ等の啓蒙

避難所で生活することになった場合、クレートやバッグに入っておとなしくしていることが必須になります。クレートトレーニングや避難所でむやみに吠えないためのトレーニング、また、非常時でパニックになっているペットの気持ちを落ち着けるマッサージなどの啓蒙活動はとても役立ちます。ペットクラブで災害対策を行うことで、マンションのペット飼育者の防災意識が高まりますし、避難訓練などの活動を通してペット飼育者同士の交流も生まれますよ。

ペットクラブがしっかりとした防災への取り組みを行っていると、その取り組みはマンション全体に広がると思います。住民全員が防災意識の高い環境づくりを目指しましょう。

プロフィール

writer高田 由香
日本ドッグパーク普及協会認定ドッグアドバイザー。日本ペットマッサージ協会認定ペットマッサージセラピスト。
短大卒業後、証券会社に入社。結婚を機にコーギー2匹を飼い始めるも、しつけに大苦戦。犬について学ぶスクールに通ううちに犬の魅力に取りつかれ、会社を辞めドッグアドバイザーになる決心をする。
2006年、世田谷・用賀に「犬の保育園 Parco del Caneカーネ保育園」を開園。園長となる。
犬の保育園の他、ペット共生マンションでのしつけ教室やセミナー、ペット博でのペットマッサージのデモンストレーション、朝日新聞デジタル「&」、ジョンソン株式会社「DOG TOWN」等ウェブサイトでのペット相談やコラム執筆など、多分野で犬に関わる毎日を送っている。
愛犬は、パピヨン、小型犬ミックス、チワワ2匹の4匹。キースホンド、コーギー、ダルメシアンの飼育経験あり。

2015/01/16

e-mansion life ×マンション・ラボ スペシャルアンケート&プレゼント
↑ page top