あなたは大丈夫!?勘違いが多い犬の5つのボディーランゲージ

こんにちは、ドッグアドバイザーの高田由香です。突然ですが、「犬と話ができたらいいな」と思ったことはありませんか?
「こんなことが好き」、「あれは苦手」、「なんだか体の具合がよくないんだ」…こんな風にわんちゃん達が伝えてくれたらどんなに良いかと思いますね。

実はわんちゃん達、言葉では話さなくても仕草や行動で自分の気持ちを伝えようとしているのです。今回はわんちゃんが示すボディーランゲージで、飼い主さんが勘違いしやすいものについてお話したいと思います。

勘違いが多い5つのボディーランゲージ

Q.「私が叱るとあくびをするんです。私のことをバカにしているのかしら??」

A.犬があくびをするのは、自分の気持ちを落ち着けるためです。それと同時に、飼い主さんに「もうわかりました、ママも落ち着いてください」と伝えているのです。

Q.「しっぽを振ってよそのわんちゃんに駆け寄っていくくせに、いざ近くに行くと威嚇してわんわん吠えます。遊びたいのに遊べないから怒っているのかしら??」

A.犬が尻尾を振るのは喜んでいる時だけではありません。興奮している時にも尻尾をふります。尻尾をピンと立てて小刻みに尻尾を振っている時は、「興奮スイッチオン!」の時。喜んで尻尾を振っているのではなく、「敵、発見!!」という意味に近いと思います。
しっぽを水平にして振っている時は「嬉しい」気持ち、しっぽを下げた状態で振っている時は「敵意はまったくありません。降参です。」の気持ちを示していることが多いです。

Q.「人がたくさんいる場所に連れて行くと舌を出して笑います。人が大好きなのでしょうね。」

A.犬の笑い顔は、舌を出さずに口を小さく開けている状態。息を切らして舌を出し、目を見開いている状態なのであれば、笑っているのではなく興奮してパニックに近い状態になっていることが考えられます。

Q.「知らない場所へ行くとくんくん地面のにおいを嗅いでばかり。何か食べ物が落ちていないか探しているのかしら。」

A.何も落ちていない場所をうろうろ動き回りながらくんくんと嗅ぐのは、自分の気持ちを落ち着けるための行動です。知らない場所に少し緊張しているのかもしれません。

Q.「体の一部分をなめたり噛んだりしています。皮膚には何もできていないのに。何かのアピールかしら??」

A.皮膚に何も問題がないのであれば、飼い主さんの気を引きたくて体をなめたり噛んだりしていることも考えられます。ただ、必ず同じ場所をなめたり噛んだりしているのであれば、その部分の目に見えない骨や神経に問題があり違和感があるのかもしれません。病院で相談してみることをおすすめします。


わんちゃんのボディーランゲージを正しく理解してあげる秘訣は、先入観を持たず客観的に見ること。ボディーランゲージを通じて気持ちが通じ合えば、わんちゃんとの生活はより豊かで楽しいものになりますね。

プロフィール

writer高田 由香
日本ドッグパーク普及協会認定ドッグアドバイザー。日本ペットマッサージ協会認定ペットマッサージセラピスト。
短大卒業後、証券会社に入社。結婚を機にコーギー2匹を飼い始めるも、しつけに大苦戦。犬について学ぶスクールに通ううちに犬の魅力に取りつかれ、会社を辞めドッグアドバイザーになる決心をする。
2006年、世田谷・用賀に「犬の保育園 Parco del Caneカーネ保育園」を開園。園長となる。
犬の保育園の他、ペット共生マンションでのしつけ教室やセミナー、ペット博でのペットマッサージのデモンストレーション、朝日新聞デジタル「&」、ジョンソン株式会社「DOG TOWN」等ウェブサイトでのペット相談やコラム執筆など、多分野で犬に関わる毎日を送っている。
愛犬は、パピヨン、小型犬ミックス、チワワ2匹の4匹。キースホンド、コーギー、ダルメシアンの飼育経験あり。

2014/10/21

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