環境の変化を上手に乗り切る、ペットのためのストレス攻略法!

こんにちは、ドッグアドバイザーの高田由香です。
春は「変化」の季節ですね。

入学、入社、異動、引っ越しなど、変化の多いこの時期。飼い主さんの環境の変化はペットにとっても一大事です。

環境の変化を上手に乗り切るため、ペットのためのストレス攻略法をお話致します。

新しい住環境に慣れるには…??

引っ越しをしてから様子が変わってしまった、というペットのお話をよく聞きます。
昼夜問わず落ち着きなくうろうろとしている、物音に敏感になった、トイレをはずすようになった、飼い主さんの姿が見えなくなると鳴き叫んでしまう…など、症状は様々です。

特に、一軒家からマンション、反対にマンションから一軒家に引っ越したペット達は、今までとの住環境の違いに最初はかなり戸惑うようです。ペットが戸惑っている様子を見て、飼い主さんまで一緒に慌てたり心配しすぎたりすることは、かえってペットを不安にします。飼い主さんは「何も変わらないよ。新しいおうちのこともすぐに好きになれるよ」とドンと構えていてあげてください。

新しいおうちに慣れるまで、留守番時に飼い主さんのにおいがする物(衣服や敷物など)を置い出かけたり、なるべく1匹で過ごす時間が短く済むようにしてあげたりと工夫をしてみると良いと思います。

トイレを失敗しても、物音に吠えても飼い主さんは焦らず、慌てず。「新しいトイレの場所がまずかったのかなあ?」、「隣りの部屋からの物音が聞こえる場所には入れないようにしようかなあ?」など、ペットの起こす行動の原因を冷静に考えて対処してあげてください。

飼い主さんの生活パターンの変化に慣れるには…??

飼い主さんの生活パターンの変化を敏感に感じるペットも多いです。特に室内で飼われているわんちゃんは、飼い主さんとの距離が近く、飼い主さんの気持ちの変化やストレスまでも敏感に感じることが多いようです。

まずは飼い主さんが新しい生活環境に慣れなければいけないですから、ペットのことを一番に考えるのはなかなか難しいですね…。ペットにたくさんの時間を費やせない中でも「あなたのことを今までと同じように大切に思っているよ」と伝える方法があります。それは、ペットと遊んだりお散歩している時は、「ペットのことしか考えない」ことです。

その時間がたとえ10分でも5分でも、他のことは考えずペットと楽しむことだけに集中してみてください。テレビを見「ながら」のおもちゃ遊び、音楽を聴き「ながら」のお散歩、電話をし「ながら」のボール投げ、思い当たることはありませんか?雑念を捨ててペットとだけ楽しむ時間を持つと、飼い主さんの心身もリフレッシュでき、ストレス解消になると思います。

いろいろな変化を一緒に乗り越えて、飼い主さんとペットは「家族」になるのだと私は思います。いつか「あんなこともあったよね」と笑い話になる日が来るでしょう。ペットと一緒に変化の季節を楽しんでくださいね。

プロフィール

writer高田 由香
日本ドッグパーク普及協会認定ドッグアドバイザー。日本ペットマッサージ協会認定ペットマッサージセラピスト。
短大卒業後、証券会社に入社。結婚を機にコーギー2匹を飼い始めるも、しつけに大苦戦。犬について学ぶスクールに通ううちに犬の魅力に取りつかれ、会社を辞めドッグアドバイザーになる決心をする。
2006年、世田谷・用賀に「犬の保育園 Parco del Caneカーネ保育園」を開園。園長となる。
犬の保育園の他、ペット共生マンションでのしつけ教室やセミナー、ペット博でのペットマッサージのデモンストレーション、朝日新聞デジタル「&」、ジョンソン株式会社「DOG TOWN」等ウェブサイトでのペット相談やコラム執筆など、多分野で犬に関わる毎日を送っている。
愛犬は、パピヨン、小型犬ミックス、チワワ2匹の4匹。キースホンド、コーギー、ダルメシアンの飼育経験あり。

2014/05/09

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