インターホンが鳴ると吠えてしまう犬へのしつけ①

こんにちは、ドッグアドバイザーの高田由香です。
今回は、マンションでペットライフを楽しむ飼い主さんから一番ご相談があるわんちゃんの「ピンポン吠え」についての対策をお話したいと思います。

警戒だったり、喜びだったり、興奮だったり、寂しさだったり、犬が吠えることには理由があります。しかし、人間と一緒に生活するには、吠える事を少なくした方がお互いに快適に楽しく暮らせることもあります。特に集住環境では、わんちゃんが大声で吠え続けてしまう事はご近所に迷惑を掛けてしまうことにもなります。

飼い主さんもわんちゃんも「吠える事」がストレスにならないように、そして、わんちゃんが「吠えない事」でストレスが溜まらないように、飼い主さんとわんちゃんで吠え対策をしていただきたいと思います。

第一段階から第四段階まで、順を追って練習していきます。今回は第一段階と第二段階についてご説明致します。

【STEP①】チャイムの音に慣れよう

飼い主さんのうち、一人が部屋でわんちゃんと一緒に寛ぎ(寛いでいる風に振る舞い)、もう一人が玄関のチャイムを鳴らします。わんちゃんがチャイムの音に吠えだしたら、「おすわり」「お手」「回って」など、わんちゃんが普段できることをさせて、できたらほめるを繰り返します。その間、チャイムは何度か鳴らしてもらいます。

これを繰り返していると、チャイムを「警戒」と捉えている犬は「チャイムが鳴っても何もなく、ただ遊んでほめられるだけだった」と思い、チャイムを「誰かが来る嬉しい合図」と捉えている犬は「チャイムが鳴っても誰も来ず、ただ遊んでほめられるだけだった」と、「チャイムが鳴るのは日常の事」と思うようになっていきます。

【STEP②】「『シー!』の状態」を教える

わんちゃんが吠えだすと、「シー!」と言いながら叱る飼い主さんをよく見かけます。おそらく、わんちゃんはどんな「シー!」の状態なのか理解していないと思うのです。普段わんちゃんが飼い主さんとのんびり過ごしている時などの、吠えずに静かにしている時に、「シー!」と声を掛けながらなでてあげたりごほうびをあげたりして、「今が『シ―!の状態』だよ」と教えてあげてください。


次回は「シー!」で吠えをストップする練習をお話します。①と②を繰り返し練習することで、わんちゃんがどんな気持ちで、何を伝えようとして吠えているのかが理解できると思います。飼い主さんもわんちゃんも頑張ってください!

以下のコラムでも、わんちゃんの「鳴き声を『騒音』にしない工夫」について解説していますので、ご覧ください。
マンションなどの集住環境でペットを飼育する際のマナー~鳴き声を「騒音」にしない工夫~

プロフィール

writer高田 由香
日本ドッグパーク普及協会認定ドッグアドバイザー。日本ペットマッサージ協会認定ペットマッサージセラピスト。
短大卒業後、証券会社に入社。結婚を機にコーギー2匹を飼い始めるも、しつけに大苦戦。犬について学ぶスクールに通ううちに犬の魅力に取りつかれ、会社を辞めドッグアドバイザーになる決心をする。
2006年、世田谷・用賀に「犬の保育園 Parco del Caneカーネ保育園」を開園。園長となる。
犬の保育園の他、ペット共生マンションでのしつけ教室やセミナー、ペット博でのペットマッサージのデモンストレーション、朝日新聞デジタル「&」、ジョンソン株式会社「DOG TOWN」等ウェブサイトでのペット相談やコラム執筆など、多分野で犬に関わる毎日を送っている。
愛犬は、パピヨン、小型犬ミックス、チワワ2匹の4匹。キースホンド、コーギー、ダルメシアンの飼育経験あり。

2014/02/10

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