マンションのバルコニーでできる家庭菜園!小ネギ&大葉の育て方

香りが違う、とれたての薬味野菜

大葉や小ネギ(万能ネギ)などは、代表的な香味野菜としてよく知られています。

暑くなるこれからの季節、麺類の薬味など活躍の場面が増えるため、食卓で重宝します。これらは室内(窓際)や、バルコニーのちょっとしたスペースで簡単に育てられるため、マンションでの家庭菜園にもおすすめです。

大葉と小ネギ

大葉の栽培 オススメのポイント

ご存知の通り、刺身や日本食に合う薬味としてとても良く使われています。育てると若くて柔らかい葉っぱを収穫でき、必要な時に必要な量を採れるので、お料理にも無駄なく使えます。

花が咲いたら穂じそとなりお刺身の薬味になりますし、実が出来たら実じそとなります。この実じそ(しその実)で作る塩づけがご飯の友にぴったりでおすすめです。

小ネギの栽培 オススメのポイント

切りたての香りが格別で、間引き収穫も楽しいです。間引いた芽ネギは薬味としてではなく、そのものがメインとなるほど美味しいので、おすしやさんの高級食材として扱われています。シャキシャキした食感とほんのりしたネギの香りが絶品です。

バルコニーで作る場合の置き場所について

バルコニーで栽培する場合、置き場所は充分検討してください。避難用ハッチの上や蹴破り戸の前にはプランターや鉢を置かないようにしましょう。(お住まいのマンションの管理規約を必ずご確認ください)

風通しは良いほうがいいのですが、強すぎる風は野菜のストレスになり、物が飛ぶなどの危険もあります。風の強い所や高い階数の場合は防風ネットなどの対策をしてください。バルコニーの機能を保ち、近隣の方へ心配りをお願いいたします。

エアコンの室外機からは熱風が吹き出すので、その前には置かないようにするか、室外機カバーをつけて吹き出る方向を変えるなどの対策が必要です。

また、大葉は夏場の日向でも元気に育ちますが、小ネギは大葉にくらべると少しデリケートです。夏の暑い日差しや冬の冷え込みから守るため、少しだけ床面から離すように、“すのこ”を敷くなどの工夫をしましょう。

植え付けの方法と育て方

用意するもの:種、鉢、鉢底ネット、鉢底石、有機培養土、有機質肥料(※下記枠囲い参照)、じょうろ、水

■大葉の場合 (日向でも半日陰でも大丈夫)

株が大きくなりますので、種より苗の購入がおすすめです。ひと株あれば充分だと思います。

大葉の苗、まだ1cm程度です

大葉の苗、まだ1cm程度です

  1. 鉢に鉢底ネットを入れ、鉢底石を敷き詰めたら、有機培養土を鉢の深さ半分くらいまで入れます。
  2. その上に有機質肥料を全面にまんべんなくまいて、さらにその上から有機培養土を重ねます。
  3. 土に苗を入れる穴を開け、水をたっぷり注ぎます。
  4. 水がひいてきたら苗を土ごとそっと入れてしっかりと押さえ、根を定着しやすくします。
  5. 苗を植えつけたら、もう一度水をやります。鉢底から流れる位にたっぷり与えましょう。
<水やり>

小ネギ同様、少しだけ(2~3cm位)土を掘ってみて、湿ってなかったら水をやるぐらいを目安に。小ねぎより丈夫なのでじょうろの水が直接あたっても大丈夫です。でもなるべく近くから、やさしく株元にあげてください。

<追肥>

半月に1回程度を目安に追肥をしてください。油かすであればひとつまみ程度株元に入れ、土をかぶせます。

<収穫>

苗が成長して葉が8枚位になったら収穫できます。下の大きい葉から収穫して、少し葉を残しておくとまた生えてきます。

草丈が高くなったら上部をぽっきり摘み取る(摘心=てきしんと言います)と、また横から枝が生え、また葉の量が増えていきます。


■小ネギの場合 (発芽したら、直射を避けて育てましょう)
小ネギの種、半月型をしています

小ネギの種、半月型をしています

  1. 鉢に鉢底ネットを入れ、鉢底石を敷き詰めたら、有機培養土を鉢の深さ半分くらいまで入れます。
  2. その上に有機質肥料を全面にまんべんなくまいて、さらにその上から有機培養土を重ねます。
  3. あらかじめ、じょうろで土にたっぷり水をあげて湿らせ、種をばらまきます。その上から土を薄くかけ、上から手で押さえたら、再度じょうろで水をまき、軽く土を湿らせます。
  4. 発芽するまで表面にラップをかぶせておくと、早く発芽します。種は乾くと発芽しなくなるので乾燥に気をつけましょう。
  5. 発芽したらラップをはずし、直射日光のあたらない風通しのいい所に移します。
<水やり>

発芽するまでは土をいつも湿った感じにしてあげてください。じょうろだと勢いが強すぎるので霧吹きで行います。発芽後は、少しだけ(2~3cm位)土を掘ってみて、湿ってなかったら水をやるぐらいを目安に。

ある程度の長さ(5cm位)になると、ねぎは細くてすぐに倒れるので、直接葉にかからないように鉢の脇からそっと水をそそぎます。鉢底から水がでるまでたっぷりとあげましょう。

<追肥>

2週間に1回程度を目安に追肥をしてください。油かすであればひとつまみ程度株元に入れ、土をかぶせます。

<収穫>

6cm位になったら芽ネギとして収穫できます。芽ネギを収穫しながら大体2センチ間隔になるように調整して育てましょう。出てきた葉は下5cm位残して収穫するとまた新しく葉が生えてきます。


※最初にある程度肥料を入れることを元肥(もとごえ)といい、収穫期間が長い期間の野菜を作るときによく行われます。ただ肥料の成分が強すぎると根焼けを起こしてしまうので肥料と植物の間に土を入れます。これは間土(かんど)と呼ばれます。

※有機質肥料について

有機質肥料とは有機質成分からできている肥料のことをいいます。主なものとして鶏ふんなどがありますが、独特の臭いがあるため、室内やバルコニーでは比較的臭いの少ない油かすなどがおすすめ。種や苗を扱う園芸店などで普通に手に入ります。

特に完熟の固形油かすは、軽く埋めておけば無くなるまで水やりをする度に成分が土に浸透されるため、使いやすいです。ただし、土の上にそのまま置くとコバエが来たりしますので、土に埋めたあとに上からきちんと土をかぶせておくことがポイント。

また、油かすにも多少臭いがありますので、気になる方は有機の液肥をお使いになってもいいと思います。使う頻度、使い方はラベルに記載されています。

2011/05/11

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