ネットでこんなに便利!本を賢く買う&図書館を活用する方法—「その本、図書館にあります。」

欲しい本をネットで見つけて、PCやスマホから注文すると、翌日には手元に届く便利な時代。本が買いやすくなった反面、ついつい買いすぎていませんか?
今回は、図書館の本を利用しながら、読みたい本を賢く選べる便利なツールをご紹介します。

ネットでどんどん購入していると、本が増える一方でお財布もツライ!

欲しい本を手軽に購入できるいま、ブログやSNSで薦めている本も、クリックひとつでポーンとネットショップへ飛んで、ポチっと購入。

最近はAmazonの電子書籍リーダーKindleで、話題のベストセラー『ホモ・デウス』上下合本版(567ページもある本が電子書籍なら軽々〜)や、コミックス『進撃の巨人』の全巻大人買いまでやらかす始末。ネットでどんどん購入していると、翌月のクレジットカードの請求にびっくり。そんな人、いませんか〜? ハイ、マンション・ラボ編集部の私がそうです! 必要だからとかいう言い訳をしつつ、ポチっと購入ボタンを押してしまうんですよね。

振り返ってみると、「この本は一度しか読まなかったなー」とか「買ってまで読む必要はなかった」と反省することしきり。もう少し賢く本を買うようになりたいなと思うようになりました。

買う直前に「チョットチョット、その本、図書館にありますよ」と声をかけられたら?

自分の物欲との戦いで、購入ボタンを押す前に「いやいや! 一呼吸置いてから、あとで買おう」とそのままカートに入れておいたら、うっかり他のモノを買うときに一緒に買ってしまうことも度々。そんなときに、こんなブログ記事を読みました。

着ぐるみ追い剥ぎペンギン:書籍代を大幅削減「その本、図書館にあります。」※外部サイト

ネットで本を買い過ぎてしまうWEBデザイナー兼エンジニアのナカシマさんが、なんと「今、見ているamazonの本が、図書館にあるかどうかがわかる」プラグイン(拡張機能)を作成したというもの! その名も「その本、図書館にあります。」という名前だからイケてます。

chromeウェブストア

その本、図書館にあります。

提供元: www.kigurumi.asia※外部サイト

これは、Googleが提供するブラウザーChromeにのみ追加できるプラグイン(拡張機能)。幸いメインで使っているブラウザーはChromeなので、早速インストールして試してみることに!

【プラグイン(拡張機能)とは?】

ウェブブラウザーに小さな新機能を追加して、さまざまな用途に使えるもの。たとえば、電卓、カレンダー、長いURLを短縮するもの、ブラウザーの画面をキャプチャできるものなど、さまざまな種類があります。プラグインは、各種ブラウザー毎に用意されています。

chromeウェブストアから「その本、図書館にあります。」をインストールする方法

【設定方法】

①PCにブラウザーChromeが入っていない方は、Google Chrome(外部サイト)ページからダウンロードしてインストールします。

②PCでChromeを開き、「chromeウェブストア」の「その本、図書館にあります。」(外部サイト)ページに飛びます。

③「Chromeに追加」ボタンをクリックします。「拡張機能を追加しますか?」というメッセージウインドウが表示されたら、確認してから「拡張機能を追加」ボタンをクリックします。

④「その本、図書館にあります。」がChromeにインストールされると、アドレスバーの右側にあるツールバーにアイコンが表示されます。これでインストールは完了です。

⑤インストールが完了したら、Chromeの拡張機能画面を開いて、よく利用する図書館を設定します。

<Chromeの拡張機能画面>

・Windowsの場合 ブラウザーの右上のボタンから「ツール」→「拡張機能」
・Macの場合 ブラウザーの上の「ウインドウ」→「拡張機能」

拡張機能画面から「その本、図書館にあります。」の「詳細」をクリックして、詳細画面から「拡張機能のオプション」を開きます。

⑥「利用する図書館を選択して下さい。」と表示されるので、自分がよく利用する図書館2つを都道府県→市町村から検索して、「図書館1」と「図書館2」にそれぞれ設定します。大学の図書館なども設定できます。

⑦利用する「図書館1」と「図書館2」の設定が完了しました。これで設定はすべて完了です。

「その本、図書館にあります。」をamazonで使ってみた!

では、早速ChromeでAmazonページを開き、欲しい本を探してみましょう!
少し前のベストセラーですが『君たちはどう生きるか』を検索してみます。

すると、通常の価格表示の下に「この本が図書館にあるか検索」枠が表示されます。あらかじめ設定した2つの図書館に、この本が所蔵されているか、所蔵がある場合には貸し出し状況が自動的に表示されます。

※もし設定図書館のどちらにも蔵書がない場合には、「この本が図書館にあるか検索」枠は表示されません。

今もAmazonで「ベストセラー1位(※2018年11月時点)」な本だけあって、登録した2つの図書館ではすべて貸出中! 

貸出中でも順番待ちの予約を入れたい場合には、画面の「予約する」文字をクリックして図書館ページに飛んで、オンライン予約を行います(※オンライン予約を行うには、図書館のアカウント取得とオンライン登録が必要です)。

オンライン予約で確認したところ、なんと貸出順位は163番目! これは順番が回っているまでしばらくかかりそうだな〜と思って、結局Amazonで購入することにしました。

他の本はどうでしょう。『マッティは今日も憂鬱』というフィンランドのコミックは、設定した図書館1の目黒区立図書館には「蔵書あり・貸出可」でした。こちらは迷わずオンライン予約! なんだかトクした気分です。

ポチっと病い=本の買いすぎを抑えて図書館に行くきっかけにもなる!

「その本、図書館にあります。」をAmazonで使った感想と注意点を以下にまとめました。

・まったく意識することなく自然に使える

Chromeに入っているプラグイン(拡張機能)なので、一度最初の設定をしてしまえば、あとはAmazonのページを開くだけ。追加した機能だということを忘れるほどナチュラルに活用できます。PCだけじゃなくてスマホにもインストールできるといいのにな!と思う位です。

・本当にその本が欲しいかどうかの判断材料になる

買いたい本が「図書館にあるのかどうか」「貸出中なのかどうか」という状況が一目でわかることで、いますぐ購入するかどうかの大きな判断材料になります。
図書館にあってすぐ貸出可能ならそのまま予約。図書館で借りて読んでみて、「やっぱり永久保存だー!」とか「手元にあったら役立ちそう」と思って購入に至った本もありました。

・設定図書館は2つまで

「chromeウェブストア」で「2つの図書館しか設定できないのが不満」というレビューを見かけましたが、2図書館の登録だけでも意外と使い勝手は良いと感じました。
2件以上の図書館の蔵書を追いかけたいなら、日本全国の図書館の蔵書情報と貸出情報を検索できる「カーリル」(外部リンク)というウェブサービスを活用する方法もあります。

・設定図書館の分館の貸出状況までわかる

設定した区立図書館なら、どこの分館が貸出可または貸出中なのかまでAmazonページで一覧で表示してくれるのも、すごく便利でした。もちろん詳細状況は図書館のオンライン予約ページできちんと確認する必要がありますが、目安になりますよね。

・図書館に行くきっかけづくりになる

「その本、図書館にあります。」開発者のナカシマさんは、図書館好き。「もっと図書館へ行こう!」という思いもあって、このプラグインを開発したのだそうです。
実際、私もこのプラグインを追加してから図書館へ行く機会が増えました。ネットですべて完結してしまう便利な世の中ですが、図書館へ行って書棚を眺めていると、目的の本以外に面白そうな本を見つけることもしばしば。読書の幅が広がりました!

ということで、とっても使える拡張機能「その本、図書館にあります。」は、読書好き・Amazon購入派にはなくてはならないツールでオススメ!ぜひ活用してみてください。

(取材・文:マンション・ラボ編集部)
※本記事の内容は2018年11月作成時点のものであり、サービスの内容や手順などは将来予告なく変更されることがあります。

2018/11/20

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