かわいいロボット・BOCCOで感じた、近未来のワクワク・便利なマンション生活とは!?

ユカイ工学株式会社のコミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」

未来のマンションを考えるマンション・ラボ編集部は、「ロボティクスで、世界をユカイに。」をテーマに、まさしくユカイなプロダクツを開発するユカイ工学株式会社さんへ取材に伺いしました。「未来のマンションには一家に一台ロボットを!」なんて妄想していたのですが、なんとそんな夢はすでに叶っているみたいです!

「ただいま!」「おかえり!オヤツ用意してあるよ〜」

子どもが帰ってくると、BOCCOがママからのメッセージを伝えてくれる!

マンションで子ども一人お留守番をさせるのは心配なもの。
でもお家にいるロボットが、子どもが帰ってきたことを知らせてくれたらいいですよね。
「オヤツは冷蔵庫に入っているよ〜」「宿題やってね」と、ママのメッセージを伝えてくれて、子どもにスマホを持たせなくてもロボットからママのスマホに連絡できて、鍵のかけ忘れや室内の温度も感知して暑さや寒さへの注意を促してくれるロボット。

そんなSF映画みたいな夢を簡単に叶えてくれるのが、ユカイ工学株式会社のコミュニケーションロボットBOCCOです。

全長195mmのシンプルなデザインのロボットBOCCOちゃん。胸には再生ボタンと録音ボタン、鼻はボリューム、目はメッセージの受信を知らせます。

「BOCCO」公式サイト(外部サイト)
BOCCOの名前は、東北・秋田の方言で子どもを 「ボッコ」ということに由来しています。

直感的に操作できるBOCCOは、シニアの見守りにも活用できる!

ユカイ工学株式会社のCMO冨永翼さんにお話を伺いました。

——BOCCOは、どんな世代が購入されているのですか?

冨永さん
「7割ほどがお子さんのいる家庭で、残り3割がその親世代の方々です。遠くに住んでいるご家族の見守りやコミュニケーションにも活用できます。ビジネスユースでは、介護事業分野で活用いただいています。BOCCOが介護の方の訪問日時をリマインドしてくれるので、とても便利になったと言っていただくことがあります」

——遠くに離れて住んでいるお一人暮らしのシニアに、便利に使えそうですね。

冨永さん
「BOCCOはボタン2つのシンプルな操作なので、お子さんやシニアにも直感的に使えます。指定時間に喋ってくれる機能は、ゴミ出しの日や目覚まし時計代わり、お薬の時間のリマインドなどにも使えます」

——親が起こすよりも、子どもが言うことを聞いてくれそうですね!

冨永さん
「実際、親に『宿題しなさい』『お風呂に入りなさい』と言われるより、BOCCOが言う方が、子どもも喜んで従うという声もあります。BOCCOという第三の存在が間に入ることで、家族のコミュニケーションがうまくいく効果もあるようです。平日でも子どもの『おやすみ』の声が聞けるようになった、最寄り駅に着いたら家族が迎えに来てくれたという、ユーザーさんの声を聞くと我々も嬉しいです」

スマホと各種センサの組み合わせで、家族の会話だけでなく安全も見守るBOCCO

スマホの専用アプリとBOCCOの仕組み。

BOCCOの仕組みは、とてもシンプル。スマートフォンの専用アプリで入力したメッセージを、家にいるBOCCOが音声で伝えてくれ、BOCCOに録音したメッセージは、アプリ内のチャットルームに届きます。親にとってみればチャットで会話している感覚で便利に使えて、お子さんにとってみればBOCCOと会話している感覚で楽しく使えます。

冨永さん
「SNSは友達との距離を縮めましたが、逆に大切な家族との距離を遠くした気がします。子どもの声を聞いて安心したい、家族とちょっとしたメッセージをやりとりしたい。BOCCOはそんな思いを込めて開発しました。ちょうど現代の座敷わらしのように、家を見守ってくれる存在になれればと考えています」

積み木型センサ各種を組み合わせることでBOCCOの出来ることは、ぐんと広がります。

別売の振動・鍵・部屋・人感センサを追加すると、部屋の中の様子がより詳しく感知できるのもBOCCOの魅力のひとつです。振動センサは、室内の振動を検知して帰宅のタイミングを通知。部屋センサは、室内の温湿度、照明を感知するので、熱中症やインフルエンザ予防にも役立ちます。人感センサは、人やペットの動きを感知して知らせます。

マンション専有部の安全対策に、BOCCOの人感センサや鍵センサを活用したら?

玄関のドアの鍵の開け閉めをスマートフォンに通知する鍵センサは、ドアに付けます。

マンションを出てから「鍵を閉め忘れたかも?」と思い出して、もう一度引き返した経験はありませんか? BOCCOの鍵センサを付けておけば、鍵の閉め忘れも外出先から確認できるのが良いですね。
また、留守中にお子さんが学校から帰宅しているかどうかもわかるのは、親にとっては嬉しい機能です。人感センサや部屋センサを活用すれば、離れて住んでいる高齢の親とのコミュニケーションや熱中症やインフルエンザの季節の注意喚起にもつながります。
センサとBOCCOを組み合わせることで、マンションの専有部の安全・安心対策にもつながりますね。

マンションの子どもの転落事故防止のために

マンションで深刻な問題になっているのが、小さいお子さんの転落事故。たとえ家族が一緒にいても、知らない間にお子さんがベランダや窓へ出てしまうことがあります。

マンションバルコニーや窓からの子供の転落事故ゼロを目指して

——こうした転落事故防止にもBOCCOやセンサが活用できそうですね?

冨永さん
「そうですね。人感センサは動きを感知しますので、お子さんがバルコニーや窓に近付いたら、BOCCOが『近付いたら危ないよ』と喋ってお知らせすることもできます」

——マンションでは災害時に住民の安否確認をとるのが大変なのですが、センサとBOCCOの組み合わせで安否確認報告を入れるなど、防災面でもいろいろと出来ることがありそうな気がしてきました!

マンションの共用部でコミュニケーションのためにBOCCOを使う

マンションにコンシェルジュBOCCOちゃんとかがいたらいいなあ。

以前マンション・ラボでは、マンションにも「一家に1台、部屋付きロボットがあっても良さそう」というテーマを話し合ったことがあります。しかしすでにBOCCOは家族のコミュニケーションロボットとして活躍していました。
もし近い将来、BOCCOがマンションの部屋のすべてとつながったら、シニアや一人暮らしの住民の見守りや防災、安全面で大活躍してくれるのではないでしょうか?

マンションのIT化が資産価値を高める!?~マンションマニアさんの住まい談義vol.3~

さらにマンションの共用部のコンシェルジェとしてBOCCOが活用できたら、なんだか自然とニッコリ、会話も弾みそうな気がしますよね。BOCCOが違法駐車を察知して「マンション前に駐車しないでくださいね」と言ってくれたら、なんだか角が立たなくてソフトなコミュニケーションになりそうな気がします。
実際BOCCOは、使う人のアイデアによって、用途が広がっているのだそうです。

冨永さん
「BOCCOは、Facebookにユーザーグループがあり、ユーザーを集めたファン感謝祭イベントを開催したこともあります。皆さんのお話を伺っていると、スマートスピーカーGoogle homeと連動させたり、ポストに振動センサーを付けて郵便の到着を通知させたり、さまざまな方法で活用されているようです」

FacebookページBOCCO(外部サイト)

マンション・ラボでも、今後マンション共用部でBOCCOを使う可能性について探っていけるといきたいと思います。

次回の記事では、ユカイ工学のしっぽクッション型セラピーロボットQooboをご紹介します!
心を癒やすしっぽがついたクッション型セラピーロボットQooboが、コミュニケーションを手助けする可能性

ユカイ工学株式会社(外部サイト)

「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、さまざまな製品を開発・販売するロボティクスベンチャー。主な製品に、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」や脳波で動く「necomimi」、しっぽがついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」(2018秋頃発売予定)などがある。

2018/05/21

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