ケーキのような野菜のお寿司 ~ VEGESUSHIでホームパーティ!

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「三菱地所のレジデンス ラウンジ」、コンシェルジュの鈴木美和子です。
これからの季節、ホームパーティの機会が増えてくると思います。そこで10月17日、レジデンス ラウンジではヘルシーで美しい野菜寿司“ベジ寿司”のワークショップを開催しました。当ブログでイベントの模様を一部、ご紹介いたします。

“楽しく食べる”という体験をデザインする

今回ゲストにお迎えしたのは、フードアートユニットhoxai kitchenのフードデザイナーを担うgenさんです。

「今日はホームパーティのアイディアとして、野菜を使ったお寿司をご提案したいと思っています。普段、私はhoxai kitchenというフードアートユニットとして、お寿司のケータリングやワークショップをヨーロッパの都市で開催しています。hoxai kitchenは3人組のユニットで、私は料理をしたり、料理によってもたらさられる体験や時間、おいしいと思う感覚をデザインしたりしています。また、本業はフードデザイナーではなく広義でのデザイナーで、デザインの考え方をあらゆる業界の仕事に落とし込むとどういうコラボレーションができるかをテーマに活動しています」

genさんはデザイナーの活動範囲を広げるために、様々なことに挑戦してきました。色々と試してみて、最終的に辿り着いたものが料理だったそうです。

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「画面の中だけでできるデザインの仕事は、遠くない未来におそらくAIに取って代わられるケースが多くなるでしょう。そうしたときに、ものを作る人間が最後までデザインできるものは何かと考え、それは体験だと気付きました。体験のデザイン――例えば、あの人のやっている店だから行きたい、あの人と一緒に食べるから美味しいという気持ちが人間にあるように、体験を一番に表現しやすいものが料理だと思ったのです」

すべての宗教の人、すべての思想の人が一緒に食卓を囲めるVEGESUSHI

そこでキーワードとして挙がったのが、ホームパーティだったそうです。

「ヨーロッパには、経済的に貧しい時期が日本より長くありました。そのとき彼らは、お金はないけれど豊かに暮らすにはどうしたらいいかを考えた――そうして時間を豊かにしようという考え方が生まれました。おそらくこれから日本も、物質的な豊かさではなく時間や体験を豊かにしていこうという流れになるのではないかと思います。そうしたときに、ホームパーティというのは一つのキーワードになるのではないかと思い、そのためのプロジェクトとして始めたのが野菜のお寿司“VEGESUSHI”なわけです」

では、なぜ寿司を選んだのでしょうか。

「ヨーロッパでデザイナーとして仕事をしているときに、デザイナーとしての私に興味を抱く人は多くありませんでした。しかし私が日本人であり、私に日本文化のバックボーンがあるということに対しては、とても興味を持ってくれました。その中でも日本食について、彼らは特段の興味を持っていました。ただ一つ残念だったのは、お寿司を好きな人がとても多いことと同時に、お寿司を食べられない人も多かったということです。ベジタリアンであるとか、宗教的な理由であるとか、物流の問題で美味しい魚が内陸のヨーロッパに入りにくいとか――理由は様々です。そこでふと思ったことが、彼らが食べられて、彼らが喜べるようなお寿司を日本人が率先して作るべきだということでした。そこで考えたものが、野菜だけを使ったVEGESUSHIでした。VEGESUSHIならば、すべての宗教の人、すべての思想の人が一緒に食卓を囲んで楽しい時間を過ごせると思ったのです」

VEGESUSHIを使ったテーブルコーディネート

イベントでは実際に“栗の甘露煮とベジチップス”、また“人参のガンバソースと焼き厚揚げのVEGESUSHI”を作っていただきました。

「四季の移ろいを感じられるものがいいと思い、このチョイスになりました。VEGESUSHIの特徴は、2種類の野菜を使うことです。魚のお寿司は旨味と脂がもともとあるので、お米と合わせるだけで充分おいしくなります。しかし野菜だとそうはいかないので、複合的に野菜を使うことで味を引き出します。ちなみに、VEGESUSHIは白米だけを使うことは少なく、野菜の味を引き出すため古代米や玄米を使っています。今日みなさんに食べていただく栗のお寿司には古代米を使っていて、こちらは秋の実りを表現しています。また、VEGESUSHIを作る際には箱寿司用の押し器を使います。これなら握り寿司や巻き寿司と違い、世界中の人が簡単に作れると思って選びました。平面上でデザインができるので、きれいな写真が撮れるところもポイントです」

最後に、野菜のチップスを乗せて栗のVEGESUSHIが完成しました。

「なぜチップスを乗せるかというと、野菜だけのお寿司には食感が足りないことがあるからです。ゴマやチップスといった歯ざわりの良いものを使うと、魚のお寿司にも引けを取らない食感が生まれます。ちなみに、実際に料理の中で使っているものをオブジェとして添えると、自分たちがこれから何を食べるかがわかるのでお勧めです。たとえばオリーブを使ったならオリーブの葉を飾る、そうすることで葉の香りが料理を引き上げる効果もあります。VEGESUSHIはベジタリアンの人も食べられるし、お肉が好きな人も一緒に食べられます。唐揚げやハンバーグのお供として、VEGESUSHIがあってもいいわけです。みんなが楽しめるものとして、ぜひ作ってみてください」

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最近は多くの外国人の方が、日本にやって来ます。彼らと一緒に食事をするとき、お寿司を食べられない人もたくさんいるとgenさんはおっしゃいます。そういうとき、そして日本らしいものを出したいというとき、ぜひVEGESUSHIを試していただけたらと思います。

「三菱地所のレジデンス ラウンジ」では今後も様々なイベントや、住まいにまつわるセミナーを企画しています。ご興味のある方はお気軽に、レジデンス ラウンジまでお問い合わせください。

コンシェルジュ 鈴木 美和子(すずき みわこ)

2005年に藤和不動産流通サービス株式会社(現:三菱地所ハウスネット株式会社)に入社。賃貸仲介営業を5年、売買仲介営業を6年担当した後、2017年5月より現職「三菱地所のレジデンス ラウンジ コンシェルジュ」に着任。お住まいに関する様々なご要望、ご相談を承っております。

▼VEGESUSHI by hoxai kitchen

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