ウンベラータの育て方 冬のお手入れと春の再生、剪定のコツ

ウンベラータは冬の寒さに弱い

ハート形の大きな葉っぱと、独特の樹形が魅力のウンベラータは、熱帯地方原産の植物。寒さや乾燥に弱いので冬に弱りやすくなります。室内の暖房から乾燥する場合には葉に霧吹きをかけるなどの乾燥対策を施し、なるべく窓辺で太陽にあてます。

ウンベラータ

以前の記事「冬は、インドアグリーンもウイルス風邪をひく?」でもご説明したように、冬の乾燥した空気は病害虫を招きます。大きな葉にホコリが溜まりやすいウンベラータは、綿ボコリと間違いやすいカイガラムシの除去にも目を配り、葉の裏側をチェックするようにしましょう。

春になったらたっぷりの水と太陽で、ウンベラータは再生する

冬を越すと、ウンベラータの葉が落ちる・葉が黄色く変色するなどの症例で、お客様から相談されることが多くあります。

冬の間に弱ったウンベラータは、4月の終わりくらいから、バルコニーに出して、たっぷりの太陽と水を与えることで、より早く丈夫に再生します。一度に上げる水の量はじゃぶじゃぶと多めに。また、日当たりのよすぎるバルコニーでは、強い日射しがあたりすぎないように注意してください。

変色した葉は落としますが、1〜2ヶ月もすると、元気な新芽がどんどん芽生えてきます。ウンベラータの再生は、だいたいゴールデンウイーク前後に始める目安で行うといいでしょう。

以下写真は、お客様から預かったウンベラータを再生した例です。

▼再生前 (4月ごろ)
葉が落ち、残っている葉色も悪く全体に元気がない状態

葉が落ち、残っている葉色も悪く全体に元気がない状態

▼再生後 (7月ごろ)
葉が大きく茂り、葉数も増えた状態。葉色も濃くなり、厚みもしっかりしてきた。

葉が大きく茂り、葉数も増えた状態。葉色も濃くなり、厚みもしっかりしてきた。

ウンベラータの剪定は、樹木の最終イメージを考えて行う

ウンベラータの剪定は、冬は避け、成長期の夏前の春に行います。ウンベラータがきれいに育っている状態の時にはなかなか剪定に踏み切れないものですが、葉が生い茂ってからではタイミングを逸します。

生い茂っていくと天井まで届きます

生い茂っていくと天井まで届きます

マンションの部屋の広さとのバランスを見ながら、どの程度の高さとボリュームで育てたいか、樹木の最終イメージを考えて剪定します。伸ばしていきたい方向の枝を剪定すると、そこから新芽がでてきますので、それを目安にしてください。

切った枝付近から新芽がでてきた状態

切った枝付近から新芽がでてきた状態

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