あなたのマンションは大丈夫!?災害用トイレに関する大調査アンケート

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トイレ――災害時に誰もが直面する大きな問題です。
災害が起きると水洗トイレが使えなくなり、衛生状況が悪化します。感染症や健康被害のリスクが増大し、せっかく助かった命を失ってしまうこともあるのです。

今回は皆さんが「災害用トイレをどのように備えているのか」について聞きました。

アンケート概要
実施期間 2016年10月25日(火) ~ 2016年11月1日(火)
調査方法 インターネットリサーチ
対象者 マンション・ラボ リサーチ研究員
有効回答数 2,617

引用の際は、こちらからマンション・ラボまでご連絡ください

個人で出来る準備とは?

「災害時のトイレ対策」として、最も多い備蓄品は「トイレットペーパー」でした。49.4%と半数近い人が準備をしています。

Q.あなたが災害用に備蓄しているトイレ関連用品を教えてください。(複数回答可)
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「わからない」から備蓄していない

一方で「備蓄していない(29.8%)」人も3割近くいます。その理由を聞いてみました。

hiroさん考えたことがないのでわからない。男子より女性の事を考えるべきなんだと思うが

AMIE☆さんあるのは知っているが実際には見たことがないので、もっとテレビCMなどで宣伝してほしい。

AYAさん災害用トイレの備蓄が必要と思いながら、費用がかかる為先延ばしにしてしまっています。

アンケートでは「何を購入していいかわからない(33.4%)」「本当に必要なのかわからない(15.1%)」「実際に使えるのかわからない(5.5%)」というように、備蓄しない理由の約半数を「わからなさ」が占めています。
災害用トイレを実際に試してみると具体的なイメージが掴めるかもしれません。
災害用トイレはどれが使いやすい? 災害用簡易トイレの使用テスト

Q.トイレ関連用品を備蓄していない理由を教えてください。
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マンション全体でも対策が必要

「なくてもなんとかなると思う(27.4%)」――備蓄しない理由で2番目に多かった回答ですが、実際はどうでしょうか?
マンションで被災した場合、建物は無事でも排水管の破損による汚水漏れや逆流により、他の部屋に汚水が流れ出てしまうことがあります。
詳しくはこちらの関連記事をご覧ください。
震度5強以上の地震が起こったら、マンションのトイレが危ない?

災害時のトイレ対策は、個人だけでなくマンション全体でも考えなければいけない問題です。
しかし、マンション単位での備蓄状況を聞いた設問では、備蓄用品・防災計画ともに「わからない」という回答が多数を占めました。また、管理組合などで各世帯での備蓄をルールとしているところもあるようです。

bokuchanさん基本的には各戸で必要な防災備品を準備することとしている。このため、トイレも各戸で準備することとしている。

POCHIさんトイレ防衛袋「便袋にポリマーシート(吸水)にテクノカーボン紙(脱臭・抗菌)を装着したシートが入っているもの。」は、安価で使用回数が多い。当マンション自主防災会が居住者販売イベントを今年も行い、世帯ごとの非常トイレ備蓄は73%を超えている(アンケート回答による)。

ほかにも、マンホールの上に立てて使うトイレを備蓄しているマンションもあります。
超防災マンションはここまで備える!驚くべき対策を徹底調査

このように「マンション全体の対策」といっても、構造や規模、立地環境によって災害時の課題や必要な防災対策が異なります。いざというときに慌てないためにも、お住まいのマンションでの対策を確認しておきましょう。

Q.お住まいのマンションで、災害用に備蓄しているトイレ関連用品を教えてください(複数回答可)
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Q.お住まいのマンションでは、マンション全体として防災計画を策定していますか?
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Q.防災計画の中に、災害用トイレの計画については含まれていますか?
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災害を知り行動をイメージする

災害への備えで大切なことは災害を正しく理解し「自分だったらどうするか?」と行動をイメージしてみることです。
わからないことをそのままにせず、被災した方の体験談や防災についての対策事例を知ったり体験したりする機会を作ってみてはいかがでしょうか。
熊本・大分地震に学ぶ、今後のマンション防災に必要なもの〜トイレとお風呂問題

Loco共感編集部 熊谷朋美

2016/12/20

アンケート調査レポート

マンション・ラボ リサーチ研究員の皆様にご協力いただいたアンケート調査結果を公開中。マンションに住む方の最新事情が見えてきます。

掲載のアンケートデータを転載・引用する場合は、こちらからご連絡ください。

リサーチ研究員

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