台風対策事情「マンションなら安心!?」

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毎年、夏から秋にかけて勢力を増す台風。特に今年は東北や北海道など、普段は台風被害に縁のない地域でも、深刻な被害が報道されています。
そこで今回は、マンションの台風対策事情についてのアンケートをまとめました。

アンケート概要
実施期間 2016年9月7日(水)~2016年9月12日(火)
調査方法 インターネット(マンション・ラボ)
対象者 マンション・ラボ リサーチ研究員
有効回答数 2575

引用の際は、こちらからマンション・ラボまでご連絡ください

スポットによって違う台風被害

マンション住まいの30〜70歳代までの男女2,575名を対象に、台風対策に関してインターネット上でアンケートを行いました。

1.要注意!浸水被害は共有部にあり

専有部被害についての問いに対し、「受けたことはない」という回答が約90%。実際に被害を受ける割合は少ないようです。やはり堅牢なマンションは、台風の被害もきわめて少ない安全な建物といえますね。ただ、少数ではありますが、物が飛散してしまう被害が多少見受けられました。

Q.これまでに、お住まいのマンションの専有部(自宅)で、台風の被害を受けたことがありますか?(複数回答可)

グラフ読み込み中...

また、珍しいケースではあるものの深刻な被害もあるようです。

きぇさんエレベーターが2台浸水。次の日に排水するため1機ずつ稼動した

あ~たんさんゲリラ豪雨により敷地周辺の公共道路の排水口から逆流し、地下の立体駐車場へ水が流れ込み、冠水。3段あるうちの中段・下段の車は全て廃車となった

tomさん避雷針に落雷して、過電流によりエントランス電気系統部分が破損し、エントランスが停電に

今年は長雨や豪雨の被害が深刻で、「公道の排水が逆流」というのも珍しくありません。周囲よりも低い立地の場合、駐車場やエレベーターへの影響も考えられ要注意です。
また、駐車場浸水で車が廃車となった場合、車両保険に入っていれば保険適応となりますが、自動車保険のみの場合は適応外です。駐車場が地下になっている場合は、加入保険を確認しておいた方が安心ですね。
下記のページで、マンション水害対策についてまとめています。一度チェックしておくと対策もできそうです。
台風・ゲリラ豪雨や浸水、マンションの水害への備えはできていますか?

2.専有部台風対策はバルコニーを重点的に

台風対策は「特にしない」という回答が40%ありました。対策する場合で多かった箇所が、バルコニー(専用庭)で57.5%でした。

Q.台風が近づいてきた際、主にご自宅のどの部分の対策を行いますか?(複数回答可)
グラフ読み込み中...

具体的な対策例としてはすぐできそうな、植木鉢を端に移しサンダルをしまうなどの他に、こんな例もありました。

ぽっくんさんバルコニーの排水溝の清掃と、ものを置かない

実際に合った被害では、このようなこともありました。

momocaさん隣のベランダのものが飛んできて隔離壁が割れ、それにより網戸とガラス窓が破損した

自分の住まいだけではなく、近隣の住戸に被害を出さないように、台風接近時はベランダには物を置かないようにしたほうがよいでしょう。

3.マンションだから、台風でも安心!

台風の際に感じた、マンションで安心したこと・良かったことを伺いました。

ぱぴぷペパレスさん強い雨風でも屋根の音がうるさいとか、家ごと揺れて気持ち悪くなるだとかの心配がなく、強風でも家の中で安眠できる。安心感は頑丈なマンションならではのこと

マギーさん6階なので浸水の被害もないし、屋根が飛んだり窓が壊れたりすることがない

びーさん警備の方や管理人さんが居てくださること

ふくちゃんさん自家発電があり停電にならない

頑丈で浸水の心配がなく停電にならないなどの機能面のほかに、管理人・警備員・コンシェルジュの存在なども、住民にとっては大きな安心になっています。

ただ、もちろんマンションでも不安を感じることもあるようです。

雪白兎さん台風でも竜巻のような突風でも時々感じることだが、窓ガラスを覆う雨戸のようなものがあったら良いと思った。物が飛ばされて来て窓ガラスに当たったらと考えると恐ろしい

こういう場合は、飛散防止シートを窓に貼るなど、事前の対策が有効かもしれません。


戸建てに比べて台風対策が少なくて済むマンションですが、バルコニーについては自己対策が必要でしょう。特に近隣住戸への被害などは避けたいところです。マンションだからと過信することなく、物を置かないなどの対策を徹底しましょう。

文:Loco共感編集部

2016/10/18

リサーチ研究員

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