[整理収納Q&A]時間のない人が面倒くさくなく掃除や整とんをするには?

「時間のない人が面倒くさくなく掃除や整とんをするには?」(女性・45~49才)

掃除や整とんを楽にしたい。これは多くの方が願っているはず。そのためには、生活をほんの少し合理的にする必要があります。行動ひとつひとつに「こうすると楽になるかな?」と考えるクセをつけましょう。

たとえば、掃除を楽にする一番の方法は、床やテーブルの上などに物を置かないことです。物が外に出ていなければ、掃除の際に物をどける手間がなくなって、スムーズになるからです。本棚の前の床に積みあがっている本は処分対象。また、床に敷いているラグはホコリがたまる原因でもあるので、敷かずにすますのもひとつの手ですよ。

そして、掃除用具の選び方でも、掃除のしやすさはかなり変わります。最も一般的な掃除機は、本体にキャスターがついた「キャニスター型」。コンセントをさして、部屋の中を掃除機を引いて移動しながら掃除します。吸引力は高いですが、家具にぶつかったり、コードが足りなくなってさしかえたりと、動きに制限があります。また、階段での持ち運びが負担に感じることもありますね。

わが家では、これを解消するために、コードレスの「スタンド(スティック)型」掃除機を使っています。普段は廊下の隅に置いて、ホコリを見つけたらさっと持ってきて吸い取ります。コンセントを探す必要もなく、小回りもきくので、掃除が面倒だと感じなくなりました。

そして、最も大切なのは、「散らかる原因を作らない」ことです。たとえば疲れて帰ってきて、脱いだコートや服を椅子やソファの背にかけてしまうということはよくありますね。

でも、これは必ず後で片づける手間が発生します。脱ぐときにハンガーにかけるか脱衣カゴに入れれば二度手間にならなかったのに、ほんのちょっと楽したために、後からもっと手間がかかってしまった例です。

部屋の散らかりは、ほとんどがこういうことが原因ですから、ぐっと我慢して原因をすぱっと断ちましょう。

また、アイロンかけが面倒な方はシワになりにくい素材の服を選んだり、洗濯ものをたたむのが面倒ならばたたまずハンガーにかけるなど、小さな工夫で面倒さはかなり減ります。

ご自分が面倒だと思うポイントに気づいたら、それがどうしたら面倒でなくなるかを考えてみてくださいね。

2014/01/14

プロフィール

柳沢 小実

1975年 東京都生まれ

日本大学芸術学部 写真学科卒業

エッセイスト、整理収納アドバイザー


暮らしにまつわる著書多数。ファッションと美味しいものが好きで、収納好きが高じて、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。手間をかけずにすっきり見える収納法を日々研究中。


公式HP『ふらりふらり帖』


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