マンションコミュニティを育む取り組み「マンションに図書館を作ろう!プロジェクト」とは?

現在研究員募集中の「マンションに図書館を作ろう!プロジェクト」とは、どのようなものか?その内容をご紹介します。

「マンションに図書館を作ろう!」プロジェクトとは?

マンション・ラボでは、これまでにマンションでのコミュニティづくりについて研究するために、さまざまなコミュニティ活動の事例を取材したり、マンション住民が主役になる「住民文化祭」を企画・実施した「マンションアフタースクールプロジェクト」に取り組んできたりしてまいりました。

しかしこれだけでなく、他にも誰もが手軽に楽しくコミュニティの場づくりができるアイデアはないだろうか?と考えるうちに、マンション住民同士の交流を育む取り組みのひとつとして、現在活発化している個人やお店などの小規模なスペースで増えている小さな図書館づくりに着目しました。

世代を超えて親しまれる「本」は、多数の住民が住むマンションで、きっとゆるやかで自然な交流を育むコンテンツになるはずです。

そこで、現在地域の図書館づくりを進めている方々に相談し、マンションに図書館をつくるためのプロジェクトをはじめました。

今回の「マンションに図書館を作ろう!プロジェクト」に参画くださるのは、以下の方々です。

まちライブラリーの礒井 純充さん

http://machi-library.org

リブライズの地藏 真作さんと河村 奨さん

https://librize.com/ja

すでに、小さな図書館づくりを実践したり、システム面でお手伝いしたりしている、図書館づくりのエキスパートからお話を伺いながら、課題を共有して、実施のための解決策を模索していきたいと考えています。

本は、コミュニティ活性化の魔法のツールだ!

マンション・ラボでは、これまでマンションコミュニティを活性化するためのイベントや仕組みについて取材してきました。中でも「本」を媒介にすると、老若男女の垣根を越えてすぐ自然に話しかけて打ち解けることができるのが不思議です。魔法のツール「本」の可能性を感じる、以下の記事もあわせてお読みください。

・“本”が人をつなぐ、マンションコミュニティの“ほんとのつながり”

「本とほんとコミュニティ」のメンバーが企画した、大規模マンションでのブックチェンジイベントの様子。子どもも、パパママも、シニアも、みんなが楽しげに本を交換していましたよ。

・本と図書館から始めるコミュニティづくり(1)〜まちライブラリー〜

全国に広がるマイクロ・ライブラリー活動の存在を「まちライブラリー」の活動から知りました。やっぱり本は、人の縁をつむいでくれる存在なのです。

・本と図書館から始めるコミュニティづくり(2)〜リブライズ〜

「すべての本棚を図書館に!」という野望を抱くリブライズのウェブサービスを知って、マンションに図書館って簡単にスタートできる予感がしてきました。

・本と図書館から始めるコミュニティづくり(3)〜西国図書室〜

毎週日曜日、自宅の一室を図書館として住み開きしている「西国図書室」で本が旅する様子を見て、「場を続けていく」大切さを感じました。マンションにもこんな部屋があったら素敵ですよね。

・本と図書館から始めるコミュニティづくり(4)〜情報ステーション〜

実際にマンションの共有施設や団地に民間図書館を提供しているNPO情報ステーションさんのお話を伺って、既に図書館を作っているマンションの事例を知ることができました。

マンションの数だけ、図書館のカタチはいろいろできるはず

新しいことをスタートするには、「いや、うちのマンションには共有スペースがないからダメ」とか「提案するのが面倒くさそう」「誰も賛成してくれないかも」なんてネガティブな思考回路に陥りがちなもの。

でももっとポジティブに考えたら、どうでしょう。

・ 共有スペースがない
⇒ポストスペースの片隅に空き箱を置いて図書館に
⇒自分の部屋で月に1回もちより図書館を開設

・ 共有施設に本棚がない
⇒みんなでDIYして本棚を作る
⇒不要な本棚を寄贈して図書館にする

・ 不要な本ばかりになりそう
⇒みんなでテーマを設けて、テーマ本を寄贈する
⇒不要本は、チャリティに寄贈する

大切なのは、「図書館」という既成概念に囚われすぎないこと。「図書館はこうあるべき」と思い込まず、もっとやわらかな発想で、マンション内で住民が知り合う場にしていくためにはどうしたらいいのかについて考えたいですね。
そして、誰か任せにしないで、やりたい人ができる範囲でやること。

この基本を守って考えて見れば、いろんな図書館のカタチや可能性があるはずです。それに、マンションの規模や住民の年齢によっても、マンションの図書館のカタチは千差万別。マンションの数だけ、図書館の種類もいろいろあっていいのかもしれません。

じゃあ、どうやって本を集める?誰が運営する?そんな細かいルールづくりも、みんなで知恵を出し合うと楽しそうです。

そんなことを、研究員のメンバーと一緒にワイワイがやがや話し合ってみませんか? もちろん実際に、どこかのマンションに図書館ができればいいし、できなくても話し合ったことが何かの成果につながるはず。
本を通してコミュニティをつくりたいと考えるマンション住民の皆さんから、アイデアをいただければ嬉しいです。

▼3/15迄!「図書館を作ろう!プロジェクト」研究員募集の詳細はコチラ
http://www.mlab.ne.jp/information/information_20150129/

さて、ここまで読んできたアナタ!ぜひとも「図書館を作ろう!プロジェクト」研究員に名乗りを上げて、一緒にマンションの図書館作りのプランを考えて見ませんか? 研究員募集の締切は、3/15迄、奮ってご応募ください!

2015/03/10

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