西京極大門ハイツのスゴイ取り組み マンションは、まちづくりだ!省エネ編

マンションを“まちづくり”として考える西京極大門ハイツの基本計画のひとつが、「地球環境に配慮したエコで花やみどり豊かなマンション」です。

さらに長年に渡る省エネへの取り組みが「京都環境賞」受賞にもつながりました。

今回は、その省エネの取り組み実例を通して、マンション全体で考えるエコライフの可能性を探ります。

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マンションでは初の受賞!京都環境賞

京都環境賞とは・・・

京都市が、地球温暖化対策や循環型社会形成のために、お手本となるような「環境の保全活動」を行う市民や事業者を表彰するもの。今年も募集中!

http://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000150745.html

西京極大門ハイツ管理組合法人は、マンション全体の省電力・温暖化対策の取り組みで、2011年第9回京都環境賞特別賞(市民活動賞)を受賞しました。

今回、京都市環境政策局の京都環境賞ご担当者の水垣係長と田中さんに、西京極大門ハイツ受賞のポイントについてお話を伺いました。

「これまでの京都環境賞は、環境運動をされている団体や市民のみなさまを表彰することが多く、マンションが受賞したのは、西京極大門ハイツさんが初めてのケースです。

真空ガラスの導入、LED照明への切り替えといったハード面と、住民の合意形成というソフト面の両面で、省エネに取り組んだ点が評価されました。

また、広く情報発信を行い、先進的な取り組みを継続して行ってきた点も評価のひとつです。マンションという、“集”で住まう力を充分に発揮した、環境保全の取り組みだと思います。今後はこうした民間の力からも省エネ推進を行っていただけるのではと期待しています」

マンション入口に取り付けられた京都環境賞の受賞プレート。毎日目にすることで、住民にエコ意識が根づく効果があるそうです。

京都環境賞受賞の5つのポイント

POINT1:共用灯をオールLED化で40%OFF!

廊下灯や街灯の電球をすべてLEDに交換したことにより、電力の使用量は40%カット。しかし一日に1時間しか使わない場所の電球を交換しても効果は上がりません。節電効果の秘訣は、LED化で効果がある場所を徹底仕分けしたことにあります。

POINT2:屋上換気扇のインバーター調整

設備の更新時期に、省電力化を図るためインバーター方式を積極的に導入。屋上換気扇は、炊事時間帯と、そうでない時間帯の出力をプログラム制御して全体の電力を抑えています。設備更新のタイミングで省エネ化を実現しているのが、無駄なく無理のないコツ。

POINT3:給水加圧式変更による電力使用量の削減

高架水槽のモーターは、従来15kw2台から4.5kw4台に変更。基本料金の減額と電力使用量の削減効果が! 設備の取替は、省エネ化実現の好機と捉え、従来の方法論を大胆に見直して、無理なく省エネを実現するのが西京極大門ハイツ流!

POINT 4:既存マンションでここまでデキル!高圧電力一括契約の実現

電気代削減のため、従来の個別契約から高圧電力一括契約に切替。京都府内で初の事例でしたが、住民の理解と協力により円滑に切替が完了しました。ここでも集住のメリットを活かした省エネ化が実現しています。

POINT 5:全戸を真空ガラスに交換して省エネを実現

全戸の窓ガラスを断熱性の高い真空ガラス スペーシアに交換。各住戸では、エアコンが稼働する夏と冬の電気代が激減。初期費用2,300万円は16年で採算が取れる予定だそうです。やはり現実的な試算と実行力が省エネ化実現のポイントですね。

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2013/08/29

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