マンションコミュニティ事例!住民も喜ぶブラウシアの「新1年生 親子交流会」とは?

まもなく4月。ランドセルを準備して、新入学を心待ちにしているお子さんたちも多いことでしょう。今回は、新1年生の子どものいる住民向けに「新1年生 親子交流会」を毎年開催しているマンションのイベントをご紹介します。

「新1年生 親子交流会」のスタート!

千葉にある大規模マンション ブラウシアは、管理組合に属する5グループによる活動やSNS活用など、先進的な取り組みによるコミュニティ活動で有名です。以前マンション・ラボでもその活動についてご紹介しました。

ガーデニングやfacebook活用、理事全員がグループ制でコミュニティづくりを行うマンション

ブラウシアには子育て世代も多く、毎年4月の入学前に、近隣の小学校へ入学するお子さん向けに「新1年生 親子交流会」を開催しています。今回は、その交流会の様子をご紹介しましょう。

マンションの共有施設「コモンスタジオ」へ、続々と新1年生と保護者の方々が集まってきました。

2月の日曜日の朝、住民間の交流イベントを担当するフレンドリークラブ(以下FC)のスタッフの皆さんが集まり、共有施設で「新1年生 親子交流会」の準備を進めています。スタッフはFC理事4名、FC委員4名の総勢8名。お手伝いするスタッフも、新1年生の保護者だったり、すでに新1年生の先輩だったり。みんな和気あいあいと準備を進めています。

こちらは、当日お土産として配付した新1年生へのプレゼント袋の中味。子ども用軍手、ネームタグ付きぞうきん、赤と青の色鉛筆、サインペン。すべて、すぐ小学校で使うものばかりです。

洗濯ばさみとヒモのセットも配付しました。ぞうきんと帽子を机の横にぶらさげるために使うものだそうです。

新1年生の子ども達もマンション・コミュニティにデビュー!

集まった新1年生と保護者の皆さん。おばあちゃんに付き添われてやってきたお子さんもいますよ。

ブラウシアには、今年23名の新1年生がいます。今回の交流会に集まったのは、18名。小学校の1クラスが約30名ほどなので、同じ学年にブラウシア仲間がいっぱいいることになりますね。

子ども達の自己紹介タイム。「鬼ごっこが得意です」「ブランコが好き」など、自分の好きなもの、得意なものを話します。司会役のスタッフも、新1年生のお父さんです。

スタッフが司会になって、子ども達が話しやすいように質問していくと、ちょっぴり恥ずかしがる子、元気いっぱいにお喋りする子と、個性もいろいろ。新1年生になるちびっ子達が自己紹介している姿を見ると、まさに「マンション・コミュニティにデビューした!」という雰囲気。自分が住んでいるマンションで同学年同士が交流できるのも、集住ならではの長所ですね。

保護者交流会で質疑応答

子ども達の自己紹介が終わると、次は保護者の方同士の交流会です。その場で皆さんに名簿を記入していただき、交流用の連絡リストをつくります。

質問に答える去年の新1年生のママお二人。「私達も去年役立ちましたよ」とニコニコ。

去年の新1年生の先輩ママ2名が、皆さんからの質問に答えます。
「土曜日は、行事はないの?」
「毎日何時限まで授業がある?」
「上履き袋は、キャラものはだとダメ?」などなど。

中には、「幼稚園で手作りバッグをつくったけれど、手間がかかるので同じものを使いたいけど大丈夫?」という質問も。ものすごく大切なことではないけれど、ちょっと気になる、事前にわかっていると安心できるという小さな情報がみんなで共有されていきます。

この会が素晴らしいなと思ったのは、来年アドバイスを行う先輩ママ役を、その場で新1年生の保護者の中から募ったことです。こうやって毎年申し送りしていける訳です。

ブラウシアでは、毎年新1年生が入学式へ行く当日の朝、子ども達が集まってエントランスで記念撮影をするそうです。きっとかけがえのない思い出になるはず。

「至れり尽くせり!」手芸サークルによる手作りグッズの展示販売

交流会終了後は、エントランスホールでブラウシアの手芸サークルの有志による手作りグッズの展示販売が行われました。お道具袋やティッシュケース、キーホルダーなどの手作りグッズがきれいに展示されています。新1年生のお母さんにもこのコーナーは大人気!

人気の商品はコレ!ランドセルにクリップでぶら下げられるティッシュケースです。これを提げている子を見かけると、住民の皆さんには一目で「ブラウシアの子どもだな」とわかるそうです。

お道具バッグ、キーホルダー、ネックストラップ、多彩な手作りグッズが勢揃い。ママも楽しそう!

手芸サークルによる新1年生用グッズは、生地の厚さ・大きさ・ポケットの位置などが、使い勝手に合わせて年々きめ細かくバージョンアップされています。ザブトンも座椅子からずれないようにゴム付きにしてあるなど、きめ細かい配慮は「さすが!」の一言。

マンション全体で子どもの成長を見守るためにできること

 

今日の交流会イベントを催したフレンドリークラブの皆さんに、お話を伺いました。

交流会では終始、「これはこうした方がいいかな?」「ジュースはあとで渡そうか?」など、準備スタッフの皆さんがそれぞれに自分で考えて、役割を楽しみながらやっていらっしゃる雰囲気が、とてもいい感じでした。

実はこの交流イベントは、2004年頃から新1年生の子どもを持つ保護者の方々が自主的にスタートされたのだそうです。そして2010年頃からはマンションの理事会主催の公式イベントとなり、現在に至るまで毎年催されています。

ブラウシアに引っ越してから、マンションのイベントに参加していない、子どもが生まれてからも、子育てに忙しくてマンションでは交流していない、知らない人も多い。そういうご家族も、交流会でマンション住民と知り合うチャンスです。子どもの発熱やお家の都合などで今回の交流会に参加できなかった新1年生のお家には、マンション内の知り合いの方に配布物や名簿を渡してもらうなど、必ず関係がつながるように配慮されています。

「都心だとまた違う状況かもしれませんが、このあたりの子どもは皆同じ公立小学校に通いますからね。その点も集住のメリットだと思います」と、スタッフの皆さん。

新1年生交流会は、同じマンションで育つ同年代の子ども達とその保護者が初めて知り合うきっかけづくりですが、その後も夏祭りの子ども神輿など、さまざまなマンションのコミュニティ・ベントに参加していくことになります。交流会は、そこから続くコミュニティへの最初の一歩的位置付けなのかもしれません。

子どもの新入学をきっかけにしたコミュニティ・イベントづくりは、きっと他のマンションでも真似できるはず。また、同じ小学校に通うからこその情報共有や、手芸の得意な人の手作りグッズがみんなのために役立つというのも、理想的なマンションの人材活用といえます。
皆さんのマンションでも、参考にしてみませんか?

2015/03/17

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