「11月19日は備蓄の日」マンションの備蓄品を確認しましょう!

東京都では、都民の備蓄推進プロジェクトとして、「11月19日は備蓄の日」と定めています。期限切れになっている備蓄品などがないか、1年に1度は備蓄品の確認を行いましょう。

東京都が推進する「都民の備蓄推進プロジェクト」

東京都では、「1年に1度は備蓄 びち(1)く(9)の確認」を促すために、11月19日を備蓄の日として、その前後に「備蓄キャラバン」や「備蓄の日フェスタ」を実施しています。イベントの詳細は、以下の「東京都防災ホームページ」で確認して参加してみてください。

東京都防災ホームページ 都民の備蓄推進プロジェクト(外部サイト)

また、同ホームページからは、日常備蓄の品目の解説や発災時の食材の活用方法などを紹介したパンフレットを配付しています。わかりやすい内容なので、お役立てください。

東京都防災ホームページ 「日常備蓄」で災害に備えよう〜自宅での備えは万全ですか?〜(外部サイト)
※PDFをダウンロードできます。

あなたのマンションの防災備蓄品は、ちゃんと「流通」していますか?

防災備蓄品を確認してみると、せっかく備えていた食糧や水が賞味期限切れになっていた!という経験はありませんか? これは、防災用品としてふだん食べない乾パンや非常用缶詰をストックしていることに問題があります。
こうしたもったいないことにならないために、私はふだん食べるものを多めにストックする「流通備蓄」をおすすめしています。

食べながら備える!国崎流「流通備蓄」のススメ
国崎家(大人3人+子ども3人分)で備蓄している約1ヶ月分の食糧リストを公開していますので参考にしてみてください。
国崎流「流通備蓄」のススメ:栄養満点の乾物類を積極活用
和食の乾物類は、安価で栄養価も高くて、防災備蓄としてオススメです。

やってみることも大切。家族で試してみて考えましょう

11月19日の備蓄の日は、防災備蓄を見直す良い機会です。
賞味期限の確認だけでなく、ストックしている食糧・水・日用品が足りているか、そもそもその品目だけで良いのか、ご家族で話し合ってみたいものです。

以前、お子さんと一緒に防災備蓄品を試してみたご家族の家庭内訓練をレビューした記事が以下にあります。こんな風に実際に使ってみると、いろいろなことが見えてくるはずです。

あなたの防災備蓄品、災害時に本当に役立つのか?~子どものいる家庭で試してみました~
ご家族が実際に試してみた家庭内訓練の内容です。
家庭でできる防災訓練、マンション内被災生活をしてみよう
上記ご家族の訓練内容を国崎がレビューしました。

賞味期限切れの防災備蓄品は、寄贈というかたちで食品ロスを避ける

防災備蓄品の食糧や飲料は賞味期限が来ると廃棄されるという食品ロス問題が、いま取り沙汰されています。

私が顧問を務めているNPO法人防災バンクでは、食品ロスされる非常食や保存水を引き取り、平時はフードバンクや社会福祉協議会などへ寄贈し、災害時は被災地へ提供するという、循環資源プロジェクトを行っています。

NPO法人防災バンク(外部サイト)

マンション管理組合や自治会、町内会などの防災備蓄品で期限前のものがあれば、寄贈を受け付けています。こうした団体を活用して、「もったいない」を「ありがとう」に変えていく行動が求められています。

平時は、無駄をなくして必要なところで役立てる。そして災害時にしっかりと役立てるという気持ちで、防災備蓄について考えていただければと思います。

2017/11/13

プロフィール

国崎 信江

危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表。女性として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱している。文部科学省地震調査研究推進本部政策委員、防災科学技術委員などを務める。講演活動を中心にテレビや新聞など各メディアでも情報提供を行っているほか、被災地域で継続的な支援活動も行っている。

おもな著書に『大地震対策 あなたと家族を守る安全ガイド : ビジュアル版』(法研)、『震度7から家族を守る家: 防災・減災ハンドブック』(潮出版社)、『マンション・地震に備えた暮らし方 (地震防災の教科書)』(つなぐネットコミュニケーションズ)などがある。


株式会社危機管理教育研究所

一般社団法人危機管理教育研究所


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