AI(人工知能)で変わる!これからのマンションの未来とは?Brain of Things社の米国AIアパートメント事例

Brain of Things社のCEOアシュトシュ・サクセナ氏(「住宅ビジネスフェア2017」会場にて)

Brain of Things社のCEOアシュトシュ・サクセナ氏(「住宅ビジネスフェア2017」会場にて)

日本にできたAIマンションのショールームレポート記事に続き、米国で展開されているAIアパートメントの事例を、来日中のBrain of Things社(以下BoT社)のCEOアシュトシュ・サクセナ氏に伺いました。

AIスマートホームシステムCASPARは、米国内200件のアパートメントで展開中

SMART HOUSEプロモーションビデオ(株式会社エコライフエンジニアリング提供)

米国BoT社が開発した、AIスマートホームシステムCASPARは、すでに米国内200件のアパートメントに導入されており、現在米国内で2万件のスマートアパートメントを計画中です。

BoT社CEOのアシュトシュ・サクセナ氏は、AI開発で名高いスタンフォード大学の人工知能博士であり、過去にはスティーブン・スピルバーグ制作のTintinのHolopad(3D)アプリ開発にも協力したことがあるという、ロボティクス分野の第一人者です。

アシュトシュ・サクセナ氏による特別セミナーの様子。立ち見ができるほどの盛況ぶりでした。

アシュトシュ・サクセナ氏による特別セミナーの様子。立ち見ができるほどの盛況ぶりでした。

今回来日した「住宅ビジネスフェア2017」でのAIホーム講演会にも大勢の人々が集まり、日本国内でのAIスマートホームシステムへの関心の高さが伺えました。

パーティーモードにしたときのAIアパートメントの雰囲気。

パーティーモードにしたときのAIアパートメントの雰囲気。

——すでに米国ではAIスマートアパートメントが稼働していると伺いました。AIアパートメントの登場により、生活はどのように変わるのでしょうか?

サクセナ氏
「AIの登場によって、居住者はいままで気付かなかった快適な居住体験が可能になります。些細な日常の作業も、居住者が指示することもなくAIが自ら推測して、嗜好に合わせた環境を提供してくれるのです。もちろん、居住者のプライバシーや安全に関しては最優先にして動きます」

——建物の資産価値という面でも、AIによって付加価値が生み出されているのでしょうか?

サクセナ氏
「そうですね。AIサービスの登場によって、AIがあるかないかということで、不動産の価値自体も高まります。AIによって居住者が家の中で快適に過ごせるという新しい利用体験だけでなく、アパートメントのメンテナンス部分もAIが見張ってくれます。配管の不具合、水漏れなどの不具合があれば、センサーから管理会社に直接連絡するなど、AIはアパートメントの見えない部分の不具合まで管理できます。これまで個別の端末では不可能だったサービスがAIによって実現します」

——AIサービスは、どのくらいの価格で居住者に提供できるものでしょうか?

サクセナ氏
「米国では、基本サービスを50ドル前後で月額課金するイメージです。オプション機能も用意してあるので、自由に追加機能が選べます。いわば、インターネット料金のような感覚です」

「住みたい家の概念を変えた!」「旅行中のペットの様子がわかる」米国での居住者の声

米国のAIスマートアパートメントの室内。

米国のAIスマートアパートメントの室内。

米国では、すでにAIスマートホームシステムCASPARが入ったアパートメントが200件以上あり、そこで生活している居住者が毎日の暮らしで最新システムの便利さを体感しています。
居住者の声の一部を紹介してみましょう。

夜家に帰ると自動的に照明が点いて、家が迎えてくれる感じが好き。両手いっぱいに荷物を持って帰ったときも、ドアの前で鍵を見つけるためにあちこちポケットを探し回らなくてもいいって最高!」

「中でもセキュリティシステムが一番お気に入り。見知らぬ人がドアの前にいたらアラートが来るのは、すごく安心できる

スマートフォンで、留守中のペットの様子をチェック。

スマートフォンで、留守中のペットの様子をチェック。

「旅行中も、家に居るペットの様子がチェックできて安心!

「私の一日のスケジュールを家がわかってくれている。自分が意識していなくても先回りして行動してくれる感じ」

「自分が住みたいと思う家の概念が変わった! これからはもう、自分のためのAIなしのアパートメントに住むことはできない」

体験者の声から、すでにAIスマートアパートメントの生活を満喫している様子がよくわかります。こんなAI体験が、近い将来には日本でも可能になるのですね。

AIの登場によって、未来の居住環境はぐんと快適になるはず。さらに、AIによって集合住宅に付きものの騒音などの課題が解決できないものでしょうか? マンション・ラボ編集部では、課題解決型AIマンションができないか、そんな疑問をサクセナ氏にぶつけてみました!

※”CASPAR”は、Brain of Things社の登録商標です。

CASPARショールーム公開中

CASPARショールーム現在、実際に宿泊・生活してCASPAR体験ができるショールームを、都内マンションで公開中。
お問い合わせ
CASPAR販売店:株式会社エコライフエンジニアリング 03-5315-4345

Brain of Things Inc.,

Brain of Things Inc.,スタンフォード大学デービッド・チェリトン教授とアメリカのロボティクス界の第一人者であるアシュトシュ・サクセナ博士が創立した、AIスマートホームシステムの開発会社。同社が開発した「キャスパー.AI」は、すでに米国で200件以上の導入実績があり、現在米国内で2万件のスマートアパートを計画中。
https://brainofthings.com/(外部サイト)

2017/08/10

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