春から夏にかけてのマンションの観葉植物の手入れ—病害虫対策と水やり

春から夏にかけての、観葉植物の手入れ方法をアドバイスします。特に、季節に合わせて水やりの意識を変えることが大切です。

病気・害虫対策、観葉植物の不調は、早めに見つけて早めに対策

カイガラムシが発生したお客様の鉢を、「からならの木」で預かってケアしました。いまではすっかり回復して健康な状態に。

春から夏にかけては植物の成長期ですが、虫や病気も出やすい時期です。アブラムシやカイガラムシなどの病気や害虫が一斉に出はじめるのもこの時期。4月から5月にかけてはトラブルが出やすい時期だと考えて、こまめに状態をチェックして、トラブルは早めに見つけて早めに対策を行いましょう。

アブラムシやカイガラムシが発生したら?

害虫は、気付いたときには大発生していることが多いようです。害虫を見つけたら、ベランダに鉢を出せるようであれば外に出して、上からホースやジョウロで水をかけて虫などを洗い流し、薬を与えて、しばらくベランダで管理した方がよいでしょう。置き場所は、直射日光が当たらない場所を選びます。
茎や葉の裏に付いたカイガラムシは、軍手でしごいて取り除き、薬を散布します。あまりにもひどく虫が付いている場合は、この季節なら一度剪定してしまって仕立て直してもよいでしょう。ベランダでしばらく様子を見て、害虫がいなくなったら部屋に戻します。

害虫の駆除剤は、アブラムシやカイガラムシなど、発生した害虫に合わせたものを選んで使用してください。以下の記事に、殺虫殺菌剤についてもご紹介しています。

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春から夏にかけての成長期は、観葉植物の再生・剪定に最適

剪定時は、新芽を切らないように注意!

この季節は、植物の成長期です。間延びした枝葉を剪定して仕立て直しても、若葉がぐんぐん伸びてきます。剪定は、古い葉や黄色くなった葉を付け根から切り取ります。
また、伸びすぎた枝葉は思い切って短くしてもいいでしょう。切り戻したい箇所あたりの、脇芽が出ているすぐ上で切ります。新芽が出ていれば傷つけないようにします。エバーフレッシュは、新芽が黒い色をしているので、間違って新芽を切り取らないように気を付けてください。

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水やりは、冬から「夏の水やりへ」意識をチェンジする

写真向かって左手前は1〜2リットル、右奥は5リットルのジョウロ。

春先は、まだまだ冬の間の水やりの感覚でいる方が多いようです。これからの季節、植物は新芽が吹いて成長していくので、根がどんどん水を吸い上げていきます。水をたっぷり与えているつもりでいても、実は水が足りていないということがあります。
水やりをするときは、鉢底から水が流れるくらいたっぷりと水を与えてください。

また、お手持ちのジョウロのサイズで水やりの量を決めてしまわないようにしてください。大切なのは鉢のサイズに合わせて水をやることです。1〜2リットル程度のジョウロでは中型から大きな観葉植物の水やりには一回では足りません。軽量で大きめのジョウロを使うとよいでしょう。どの観葉植物の場合にも、「鉢底から水が出てくるまでたっぷり水をやる」ことを基本にしてください。

初夏にありがちな水やりの失敗を防ぐには、季節毎に意識を変えること

2017/05/15

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