みんなが参加したくなるようなマンションの防災訓練とは?

マンションで行われる防災訓練ですが、マンネリ化などで人がなかなか集まらないといったお悩みもあるようです。今回は、居住者が参加したくなるような防災訓練のヒントやアイデアをご紹介します。

体験⇔座学のメリハリをつける

防災訓練を、体験型と座学のタイプに分けて実施してみるのはいかがでしょうか。
たとえば、午前中に防災設備の機能や使用方法を確認する「体験型訓練」を屋外で行い、午後は自宅での備えや被災後の生活についての「座学」を行なう、という構成です。こうすれば、午前・午後参加する方のメリハリもききますし、どちらかだけ参加する、といった選択肢も増え、参加しやすくなるのではないでしょうか。

アウトドア編 ~実技でおこなう設備体験型の訓練~

(例)
・非常ベル確認、館内放送の実施
・防災リーダーによる点呼、安否確認(各フロア毎)
・避難通路、非常階段の経路確認、経過時間の計測
・備蓄倉庫、及び防災時に使用する機材の利用確認、
・貯湯タンクの使用方法の確認
・消防士による実演の見学
・消火器などを使用した消火訓練

インドア編 ~座学で被災体験を学ぶ訓練~

(例)
・家具の転倒防止方法
・防災グッズ、非常食、非常食の調理方法
・非常時のトイレ
・停電・断水時の対応
・AEDの使用方法の確認
・避難所での生活

体験型の訓練は、行ってみるといろいろわかることがあります。
例えば、トランシーバーの受信範囲や、備蓄倉庫の鍵場所の利便性など、予測できなかったことが明確になります。また、非常階段の利用も一度は体験しておくと、いざという時にどのくらい大変なのかもわかり、自宅でそろえる備品などについて見直すきっかけになるかもしれません。

一方、座学については、過去の地震被害の例や、自助・共助の必要性、家族構成ごとの防災対策といったことを学べるようにすれば、居住者の防災への理解を高めることができるでしょう。
思わず参加したくなる、新しい防災訓練のカタチとは?~展示編~

防災訓練の告知は、クイズ形式でイベント化

防災訓練の告知は、予定日前に必ず行い、エントランスや多目的ホールなど、必ず通過する場所や人がたまりやすい場所を選びます。ポスターなどの貼り紙をするのもよいのですが、スペースがあるのなら、消防グッズやファイアーマンの制服を展示するなどでイベント化させ、気分を盛り上げましょう。また、座学で学ぶことをクイズ形式にまとめ、いくつかの問いを掲示しておくと、当日が謎解きのようで興味が高まるかもしれません。
「防災は楽しく学べ」イザ!カエルキャラバンの防災訓練プログラムとは

集客UPの秘策

さらに集客を図るためには、景品や特典を用意するのも良いかもしれません。
たとえば訓練が終了した後に、打ち上げと称して住民同士がリラックスしながら交流できる憩いの時間をつくってみてはいかがでしょう。
また、訓練中に使用した備蓄食品や災害用トイレキット、家具固定グッズなどをプレゼントすれば、自宅に持ち帰ってからも関心が深まります。
マンションに住むなら揃えておきたい防災用品とは?


いかがでしたでしょうか。
毎年家族全員が参加でき、楽しみながら学べる防災訓練の参考になれば幸いです。

2017/04/17

↑ page top