2LDKのマンション、DIYで作る思春期の子ども部屋

子どもがティーンエイジャーに突入し、親や大人に対して反抗的な態度になる思春期。
この世代の子を持つ親たちは、子どもとの接し方や距離の置き方などで悩んだりする人もいるのではないでしょうか。実際に、毎日生活している部屋の間取りや家具の配置で、思春期の子どもが家族と衝突するといったこともありますよね。

そこで今回は、思春期を迎えた娘のために得意なDIYで一人部屋を設け、間取りや空間をアレンジしたという母親に、その時の様子やDIYのコツを聞いてきました。

【取材者・住環境】

石野祐子さん
家族構成:夫婦、長女(中学2年生)、長男(小学4年生)
居住歴:12年
築年数:40年
マンション情報:東京都世田谷区内 6階建て分譲マンションの5階
間取り及び広さ:2LDK 64㎡
DIY期間:3日間

子どもの思春期におこる不協和音はDIYで直す!?

石野さんはフリーライターとして活躍する傍ら、「家事セラピスト」として主婦の日々の暮らしが、より快適になるサポート活動を行っています。居住するのは、1960〜70年代のアンティーク感を醸し出す分譲マンション。フリーカメラマンの夫、音楽をこよなく愛する中学2年生の長女と、小学4年生の長男の4人で暮らしています。

マンションの隣は広い校庭を構える高校で、建物などで遮るものがないため、窓からの見晴らしを独り占めできるぜいたくな住環境です。また、隣人との交流が希薄になっている今の時代に珍しく、マンション内の居住者同士との交流もあり、「何かあったときに助け合う雰囲気が、自然に出来上がっている」と言います。

このように恵まれた環境で、快適に暮らしていた石野さん家族でしたが、娘と息子のトラブルが多くなり、家族の不協和音が生じてきたことが気になりだしました。
これまで2人の子どもは、1つの部屋で机を並べて一緒に過ごしていました。石野さんはその不協和音の原因を探ったところ、「部屋の間取りが成長した子ども2人には、合わなくなったのではないか」と気付きました。

今は寝室ですが、DIYを行う前は2人の勉強部屋でした。

そこで石野さんは、娘と息子の過ごす場所を分けることにしました。そして、思春期真っ只中の娘の心境を理解し、「誰にも邪魔されない自分だけのスペース」として、夫の仕事部屋として使っていた4畳の部屋を、娘の一人部屋に替えることにしたのです。

Before
(1)子ども部屋(2人用)  【6畳】
(2)夫の仕事部屋     【4畳】
(3)リビング       【12畳】

After
(1)寝室         【6畳】
(2)子ども部屋(長女)  【4畳】
(3)リビング       【12畳】
一角に夫の仕事スペース【2畳分】
子ども学習机(長男)

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2017/03/30

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