マンション防災・自助に役立つ!「震災対策技術展」で見つけた非常用蓄電池【家庭編】

DEARLIFEポータブル蓄電池「エナジー・プロ ミニ LB-200」(震災対策技術展 パシフィコ横浜)

2月に開催された「震災対策技術展 パシフィコ横浜」で見つけた、マンション防災に役立つ防災用品をご紹介しています。今回は、マンション家庭で備えておくと役立ちそうな非常用蓄電池や防災教育についてです。

停電時に安心、ソーラーパネルでも充電できる非常用蓄電池

DEARLIFEのポータブル蓄電池「エナジー・プロ ミニ LB-200」とソーラーパネル(別売)

皆さんは、家庭で使う非常用蓄電池を備えていますか?
DEARLIFEのポータブル蓄電池「エナジー・プロ ミニ LB-200」は、照明・テレビ・ラジオ・スマートフォンを充電できます。これまでの蓄電池はかなり大きくて重い業務用が主流でしたが、これはショルダーで持ち運べて2.8kgというポータブルサイズです。出力端子には、AC100V出力2か所、USB挿入口2か所を備えています。

蓄電容量は200Wh、携帯電話20台分の充電が可能です。もう一つ嬉しいのは、別売のソーラーパネルで充電ができること。日中はマンションのベランダや公開空地で充電すれば、1時間あたり最大36Wを発電します(※発電は日照時間や角度に左右されます)。

お話を伺った担当者の方は、お友達とのお花見やキャンプにポータブル蓄電池を持参してアウトドアで活用しているそうです。前の記事でも紹介しましたが、防災用品は非常時だけでなくふだんから遊びで活用していれば、いざという時にすぐ役立ちます。
マンションの管理組合ではもっと大がかりな非常用電源を備えていると思いますが、ポータブル蓄電池がご自宅にあれば携帯やスマートフォンを充電できるし、ソーラーパネルで充電もできると思えば安心です。

DEARLIFE ポータブル蓄電池「エナジー・プロ ミニ LB-200」(外部サイト)

マンションで学生や大人が楽しみながら学べる防災教育を

(株)枚方技研の3D耐震補助グッズ「ビタッピー」は、可愛いなまずのマスコットが小物をビタッと固定。

少し可愛い防災用品もご紹介しましょう。
(株)枚方技研の3D耐震補助グッズ「ビタブロック」「ビタッピー」は、置き時計や小物に接着して固定する補助グッズです。個人的にはこの製品でどのくらいの固定が可能かわからないので、子どもへの防災教育などに活用すると良いのではないでしょうか? なまずのマスコット型の「ビタッピー」は、カラフルで可愛らしく、幼児や小学生に喜ばれそうです。
マンションの防災イベントでこうした可愛い補助グッズを用いて、家具固定の重要性を子ども達に教えるために活用できそうです。

(株)枚方技研の「3D耐震補助グッズ ビタッピー」(外部サイト)

マンションは、躯体自体は頑丈ですが、しっかりと家具を固定していないと地震の際には家具や大型家電、ガラス製品が家族を襲う凶器になります。「家族を守るために家具固定を行う」という意識を徹底するためにも、子どもや大人への防災教育はとても重要です。家具固定についてはこちらの記事も併せてご覧ください。

マンションは地震に強いってホント?

これ一冊で自分で行なう防災のすべてがわかる! 『マンション・地震に備えた暮らし方』

危機管理教育研究所が制作した、防災知識を学びながら遊べる「防災クイズBINGO」ゲーム。

「震災対策技術展」横浜では、危機管理教育研究所もブースを出展し、最近リリースしたばかりの「防災クイズBINGO」ゲームを開催して、大人が楽しみながら防災知識を学べるBINGOの実演デモを行いました。皆さんが楽しく防災クイズに興じている様子に、大人にも楽しみながら参加できる防災学習の必要性を感じました。マンションの防災イベントなどに活用していただけると嬉しいですね。

以前お伺いしたマンションの防災イベントでも、子ども達が防災クイズに夢中で参加してくれましたし、ご父兄の皆さんも子ども達の真剣な様子や知識から防災の重要さに気付いたという方も多くいらっしゃいました。マンションコミュニティが防災教育の場になっていけば、住民の防災意識の高まりに貢献できるはずです。

楽しく参加できる子供向けマンション防災訓練~防災グッズ探検と防災ごはん作り~

「震災対策技術展」(外部サイト)

2017年6月1日〜2日 第4回「震災対策技術展」大阪
2017年8月3日〜4日 第8回「震災対策技術展」東北


今回は、「震災対策技術展」横浜で見かけた防災関連用品をご紹介しました。他にも防災関連の展示会は定期的に開催されています。
なお、展示会やコンベンションでは、開発中の防災用品も展示されている場合がありますので注意してください。専門家は展示会で実証実験データや強度基準を満たしているかなどのデータの有無などを確認しますが、一般の方はマンション防災や防災訓練のアイデアを探しに行く感覚で気軽に参加すれば良いと思います。ぜひ楽しんでください。

2017/03/29

プロフィール

国崎 信江

危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表。女性として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱している。文部科学省地震調査研究推進本部政策委員、防災科学技術委員などを務める。講演活動を中心にテレビや新聞など各メディアでも情報提供を行っているほか、被災地域で継続的な支援活動も行っている。

おもな著書に『大地震対策 あなたと家族を守る安全ガイド : ビジュアル版』(法研)、『震度7から家族を守る家: 防災・減災ハンドブック』(潮出版社)、『マンション・地震に備えた暮らし方 (地震防災の教科書)』(つなぐネットコミュニケーションズ)などがある。


株式会社危機管理教育研究所

一般社団法人危機管理教育研究所


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