マンションの修繕工事時におけるベランダへの対応方法とは?

バルコニー・ベランダからの眺望や解放感は、楽しいマンションライフに欠かすことのできない重要なポイントです。この魅力的な空間を、自分の好みやライフスタイルに合わせて自由に活用したいと思われる方も多いかと思います。
しかしこれが問題となってしまうのが大規模修繕工事の時です。マンションで大規模修繕工事を実施する場合、バルコニー・ベランダの工事も行うケースが多く、工事実施の際には、設置してあるものは撤去しなければいけません。
今回は、住んでいるマンションが大規模修繕工事を実施する際の、ベランダへの対応方法をご説明します。

観葉植物を置いている場合

バルコニー・ベランダに観葉植物を置いている方は多いようですが、バルコニー・ベランダを修繕する際には観葉植物を撤去する必要があります。小さいものであれば修繕期間だけ部屋の中に置いておくこともできますが、大きなものであれば部屋の中に移動させることが難しい場合があります。バルコニー・ベランダは緊急時に避難経路として使われる場合もあるため、避難の妨げとなるようなものを置くことは禁止されています。
とは言え、愛情を持って育てている植物を処分するというのも難しいかと思います。管理組合によっては共用部分に観葉植物を一時的に移動させておくスペースを設置するところもありますし、修繕の迷惑にならない程度のものであれば黙認してもらえる場合もあります。どうしても処分や移動ができないという方は、一度管理組合に相談してみましょう。

アンテナを設置している場合

ケーブルテレビが視聴可能なマンションであれば、わざわざ自分でアンテナを立てなくてもBS・CS放送等の衛星放送を視聴することができますが、そうした設備のないマンションではアンテナを立てなければBS・CS放送等を視聴することはできません。そのため、バルコニー・ベランダにアンテナを設置して視聴を可能にする方も多くいます。
アンテナをバルコニー・ベランダへ設置した場合、避難経路を妨げないのであれは消防法に抵触することもないですし、他の居住者へ迷惑をかけることも基本的にはありません。しかし、大規模修繕工事の際には大きな問題となる場合があります。大規模修繕工事というのは、マンションの外壁周辺に足場を組み立てますが、バルコニー・ベランダにアンテナが設置されていた場合、作業の邪魔になってしまうため、撤去させられてしまいます。この撤去作業は居住者が行わなければいけないため、工事が終わったあとに設置しなおす作業も居住者が行うことになります。
マンションの景観を損なうという理由でアンテナの設置を認めていないマンションもあり、勝手に設置したアンテナが管理組合に見つかった場合は撤去を要求されることもあります。衛星放送の視聴環境は不動産屋に聞けば教えてもらえるので、契約時にきちんと確認しましょう。

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2017/03/27

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