リバウンドしない!センス良くみえるマンションインテリア収納術3か条

「西海岸×ネイティブ×アフリカ」をテーマにインテリアを揃え、さらに北欧の食器なども飾りつつも、多様な中にも統一感がある居心地の良い空間――ウェブディレクターの仕事をしている都内在住のKさんは、自宅の部屋もステキな雰囲気にデザインしています。さりげなく置いている大好きな手作りの小物や、友人の画家が描いた絵画、親しい花屋と相談しながら選んだ植物などは、部屋の良いアクセントになっています。
「インテリアが好きだから、収納についても力が入るんです」と、話すKさんに、愛着のあるものを生かすための収納術を聞いてみました。

おしゃれな雰囲気が漂うKさんの自宅は仕事部屋でもあります。

おしゃれな雰囲気が漂うKさんの自宅は仕事部屋でもあります。

【取材者・住環境紹介】

Kさん
家族構成:夫婦・犬2匹
居住年数:3年
マンション情報:全36戸 、東京都市部駅から徒歩7分 中古物件(リノベーション期間約2カ月)

(1)置く・買う・入れるにも、まずは“計画”

上手な収納をするためには、何をおいても“計画”が大事です。Kさんは、まず初めに部屋の俯瞰図や収納計画表をExcelで作成し、収納するケースには何をしまうかを書いたシールを貼ります。こうすることで物の置き場が決まり、何をどこにしまえば良いかが一目瞭然になります。また、この表があれば新しいインテリア・小物・家具を買うときや、部屋の模様替えをするときに、どこに配置すればいいのか簡単にイメージができます。

【左】事前にExcelで色合いもイメージしながら配置をシミユレーションし、実際の使い勝手で微調整します。 【右】左のExcel表をもとに実際に配置した収納。ラックとボックスは無印良品でそろえているので収まりがいいです。

【左】事前にExcelで色合いもイメージしながら配置をシミユレーションし、実際の使い勝手で微調整します。
【右】左のExcel表をもとに実際に配置した収納。ラックとボックスは無印良品でそろえているので収まりがいいです。

Kさんが大好きな洋服の収納は、数が多いこともあり、もう一工夫してあらかじめ“スタメン”と”予備軍”に分けています。今シーズン活躍しそうなお気に入りの洋服は“スタメン”としてクローゼットの取り出しやすいところに収納し、「来年着なかったら処分しよう」と考えている“予備軍”は取り出しにくいベッドの下に入れておきます。

さらに、かさばる季節物の衣類や布団はインターネットで簡単に注文できる「クリーニング&保管サービス」を利用します。自宅の場所をとらない上、管理の行き届いた良い状態で保管してもらえるので気に入っています。

また、旅行の度に買い集めるのが趣味の食器でも、置き場所を決めてから買うことにしています。特にお気に入りのものは棚に飾って“見せる収納”にし、その他は取り出しやすさと重さを考えながらキッチン下にある引き出し戸に収納しています。

事前に収納場所を考える時、動線を意識するのも大きなポイントです。テレビ下のDVD収納ケースに愛犬のペットシートをしまったり、掃除道具など毎日使うものはリビングにもキッチンにも近いパントリーにしまったりしています。

旅行先で買い求めたお気に入りの器は、並べて見せる収納をしインテリアとしています。

旅行先で買い求めたお気に入りの器は、並べて見せる収納をしインテリアとしています。

(2)あえて適度な余白をつくる

Kさんは収納場所をきちんと決めますが、そのケースの中まできちんと整理しすぎることはしません。適度なルーズさを自分に許すことが、物を片付けるモチベーションにつながるからです。ですから、収納に困ったときに使う「何を入れてもいい戸棚やケース」も作っています。
また、収納する場所に“適度な余白”をつくることもいつも心掛けています。例えばクローゼットはぎっしりと洋服をかけずに、空間をつくり出し入れがしやすいように保っています。「大好きな洋服だからこそ、風通しを良くしたくって」とKさんは言います。

「本当はもっと空間を作りたいのですけれど・・・」と、詰め過ぎないように気を付けています。

「本当はもっと空間を作りたいのですけれど・・・」と、詰め過ぎないように気を付けています。

(3)何が好き?―“自分を知る”ことから始めよう!

お気に入りの物に囲まれて暮らすのが好きなKさんは、気に入ったものは迷わず購入します。それは、自分の好きなもので譲れない部分が何なのか、自分自身でよく分かっていて線引きができているからです。
今住んでいるマンションも「ここに住みたい!」と思い、即決しました。リノベーションについても、購入を決める前から「クローゼットの収納を多く取るには、どうしたら良いか」など、具体的な構想が頭に浮かびました。ちょうどアルバイトをしていたリノベーション会社の取扱い物件だったということに加えて、「自分の理想の間取りや生活を、いつも思い描きシミュレーションしていたから」とKさんは言います。

リノベーションでクローゼットは奥行きを90センチと長く取り、賃貸マンションで使用していた衣装ケースが入り、ハンガーが縦に2列入れられる幅にしました。

リノベーションでクローゼットは奥行きを90センチと長く取り、賃貸マンションで使用していた衣装ケースが入り、ハンガーが縦に2列入れられる幅にしました。

Kさんの収納術は、お気に入りの物に愛着を感じているからこそ生まれてくるアイディアです。愛着を感じられるもの何なのか? どんなふうに暮らしたいのか?―まずは“自分を知る”ことから始めて、計画をたて定期的に”自分の好み”を見直していくと、リバウンドせずに素敵なインテリアを保っていくことができそうです。

文:大曽根桃子(Loco共感編集部)

2017/01/06

↑ page top