初めて飼うペットは保護した猫だった!マンションで猫を飼うコツ“ストレスフリーの環境づくり”とは?

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いずれ犬を飼う事を視野に入れ「ペット可」のマンションに住んでいたNさん家族。そんな家族が縁あって迎えたのは、犬ではなく瀕死(ひんし)の状態のところを助けられたオスの保護猫でした。保護猫と聞くと病気や相性のハードルが高そうですが、家族に迎え入れ2年、今や家族のムードメーカー。その生活ぶりを伺いました。

【取材者・住環境紹介】

Nさん
家族構成:夫婦2人・娘1人(小学5年生)
居住年数:5年
マンション情報:築7年 全361戸 神奈川県川崎市郊外 駅から12分

【縁あってやって来たかわいい保護猫】

—保護猫(以後:クッキー)を迎えることになった経緯を教えてください。

Nさん:クッキーは知人の家の前で、ぷるぷると震えて瀕死の状態だった子猫でした。見かねた知人が獣医に連れて行き、一命を取り留めたんです。知人宅には先住のワンちゃんがいて飼えないので、ネットワークを駆使し里親を探していました。何件か破談になったのち私に声がかかったんです。
実は私、どちらかというと犬派でした。ペットが飼いたくても猫派の主人と折り合いがつかず、話が停滞していました。そんな時に話が来て、娘が写真を見て「すぐに飼いたい!」と言ったので、「これも縁かな?」と思い我が家に迎えることにしました。

—クッキーを飼うのに不安はありませんでしたか?

Nさん:もともと「飼うなら保護された子にしよう」という思いがありました。すでに2〜3ヶ月経ちある程度大きく成長していたのと、知人が検査やトイレのしつけをしてくれていました。基本の“しつけ”というハードルも最初から低く、とてもスムーズに飼う事ができました。
クッキーの性格も穏やかで、「捨て猫だったの? 本当は飼い猫で逃げて来ちゃった子じゃないの」と思うくらい家の環境にすぐ慣れました。運が良かったのかもしれません。人懐っこくてかわいいので、不安は吹き飛んじゃいましたね。

お気に入りの場所でくつろぐクッキー。昼間はいつも寝ているので静かです。

お気に入りの場所でくつろぐクッキー。昼間はいつも寝ているので静かです。

【ストレスをためない環境づくり】

—基本のしつけが済んでいるのは大変助かりますよね。それでもペット初心者にはいろいろと悩みはつきものですが、どんな生活環境をつくっているのですか?

Nさん:最初に用意したのは、餌・食器・トイレ関連品・移動用キャリー・ゲージです。猫は散歩に行かないので、家の中では自由にのびのびさせてあげたいと思い、ゲージは面積よりも高さのあるもの(跳躍力のある猫用)を選びました。

扉は開けっ放しで自由に出入りできるようにしています。

扉は開けっ放しで自由に出入りできるようにしています。

ゲージの天板に置いた猫雑誌付録の布がお気に入り。柔らかいものに触れることで、お母さんのおっぱいを思い出しているそうです。

ゲージの天板に置いた猫雑誌付録の布がお気に入り。柔らかいものに触れることで、お母さんのおっぱいを思い出しているそうです。

クッキーの爪研ぎはここと、カーペットの一部。壁や柱で爪を研がない性格なので部屋が傷まず助かっています。

クッキーの爪研ぎはここと、カーペットの一部。壁や柱で爪を研がない性格なので部屋が傷まず助かっています。

娘に「クッキーに買ってあげて!」とせがまれ購入した猫タワー。

娘に「クッキーに買ってあげて!」とせがまれ購入した猫タワー。

Nさん:娘が溺愛していてクッキーがストレスで病気にならないようにと、猫タワーも買わされました。「過保護かな?」と思う時もありますが、生い立ちも過酷だったし割と繊細な猫なので、家族で“ストレスフリー”の環境をつくるようにしています。
長期不在の時も環境を変えないために、ペットシッターを頼みます。鍵を預けて朝と夜に来てもらい、餌や水の補充と遊んでもらっています。1週間ほど不在にしたことがありますが大丈夫でした。

【マンションで飼う良さと不安】

—マンションで飼うメリット・デメリットはありますか?

Nさん:メリットは戸建てのように2階がないので目が行き届きますよね。姿が見えなくても「ここかな?」と思う所にいます。あとは、ペット可なのである程度の騒音対策もされていると感じますし、マンションのペット規約を守っていればトラブルに合うこともないかなと思います。
<ペットに関するマンションの規約>
・体高30cm以内、2頭まで。
・廊下では抱っこをして、歩かせない。
・外では飼わない。
・足を洗ってから中に入る(マンション内に足洗い場あり)。
・散歩後の鳴き声に注意。
など
デメリットは、高さがあるのでベランダにうっかり出て、転落しないか心配なことです。手すりからの転落事故を多く聞きますしね。実際に、ひやり! とすることもあって……そんなハラハラした猫生活を漫画にしているんですよ。

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Nさんはクッキーとの生活を漫画にしてブログにアップしています。猫あるある満載の力作です。
http://ameblo.jp/nekonekomint7/(外部リンク)

すっかり家族の一員になったクッキーは、Nさんと娘さんとのけんかの仲裁にも入ってくれるとか。「ニャー」と力強い声を出して2人の間に割って入り、穏やかな空気に戻します。一家の大黒柱ならぬ「猫柱」のようですね。
「もう一匹、保護猫を迎える話も今後あるかもしれません。爪切りだけで獣医に行く“お坊ちゃま”なので相性を見てからになりますけど」と話すNさん。あくまでもクッキーの気持ちを第一に考えています。
“ストレスフリー”の環境の中で、家族の愛情をいっぱい受けるクッキー。今や絆を深めるムードメーカーになっています。

文:北村愛(Loco共感編集部)

2017/01/04

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