マンションのバルコニー(ベランダ)が公園・畳部屋・ソファ付きリビングに!?ユニークな活用事例をご紹介~スマイラボ座談会~

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マンションのバルコニーを居心地の良い空間として活用する人々が増えています。今回は、スマイラボが主催した座談会から、ユニークなバルコニー活用事例を紹介します。

「バルコニーで過ごす時間は心地よい!」と答えた人は、半数以上

三菱地所グループの暮らしに関する研究室「スマイラボ」は、マンションの新しい暮らし方を、さまざまな角度から研究しています。

スマイラボが今年の夏に実施した「バルコニーでの過ごし方について」アンケート結果では、「バルコニーで過ごす時間は心地よい」と答えた人は、回答737件中半数以上。バルコニーで、ガーデニング、お酒や食事、読書などを楽しんでいる人が多いようです。

スマイラボ「バルコニーでの過ごし方について」のアンケート報告(外部リンク)

最近、バルコニーライフを楽しむ人々のことを“バルコニスト”、アウトドアのように楽しむことを“ベランダ・グランピング”と呼び、バルコニーライフは注目の的です。今回は、スマイラボが開催した座談会から、実際にどんな風に活用されているのか、その事例をご紹介します。

スマイラボの座談会に集まった皆さん。

スマイラボの座談会に集まった皆さん。

バルコニーを、まるで小さな公園のように演出する

パラソルやチェアを置いて、“公園”のイメージで演出した半地下のバルコニー(座談会のスライドから)。

パラソルやチェアを置いて、“公園”のイメージで演出した半地下のバルコニー(座談会のスライドから)。

参加者Uさんは、 “公園”のイメージでバルコニーを演出。植栽は、業者さんに依頼して手のかからない植物で構成。自動散水システムも導入しているので世話も簡単です。
イメージを壊す物干しは敢えて置かず、パラソル、ソファ、ベンチを配したバルコニーでゆっくり紅茶を飲むティータイムがお気に入りだそう。半地下にあるので、外部の視線は気にならずにバルコニータイムを楽しめます。

夜は間接照明をつけたバルコニーを背景にしながら、リビングで映画を楽しむのが安らぎだとか。まだまだバルコニーづくりは発展途上というUさん。今後はお子さんが遊びやすいバルコニーづくりや、照明プランを考えていきたいとのことです。

Uさんの“公園”のように、最初に明確なコンセプトがあると、一貫したイメージのバルコニーづくりができますね。

リビングから一続きの部屋のように、畳敷きバルコニーにリフォーム!

長い間探し続けて、ようやく理想の分譲マンションを見つけたSさん。以前は、広いバルコニー付きの賃貸マンションに住んでいたこともありましたが、忙しい毎日では掃除もままならず、思うようにバルコニーライフを楽しめなかったのが悩みでした。

現在の住まいは、バルコニーに隣接した25畳のリビングと一体化したデザインでリフォームを依頼。畳敷きのリビングからの段差をなくし、バルコニーには水に強い特殊な畳(温泉旅館などで使われているもの)を敷き詰めました。これで掃除もしやすくなり、リビングから靴を履き替えることなくそのまま出入りできます。

さらに海外のバルコニー写真で見つけた、テーブルと椅子が一体化した家具をバルコニー用に制作。使わない時には片隅に収納できるように設計したので、家具の汚れ防止策も万全です。大勢の人を招いてホームパーティを催す機会が多いSさん。パーティの時には、バルコニーを開け放してテーブルにお料理を並べます。
Sさんの場合は、バルコニーがリビングの延長となっている使い方ですね。

果樹の収穫、ミニゴルフ、花火大会鑑賞

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他にもユニークなバルコニー活用のお話がありましたが、やはり多いのはガーデニング。
タイル敷きにすることでリビングとの一体感を出したり、無機質な風景を彩るために柑橘系の果樹や野菜を育てたりする方もいました。最近とかく話題になっているタバコの臭い対策として、自然な香りがする果樹や花を育てているという方もいましたよ!

2つの部屋に面したバルコニーを、ご主人と奥様それぞれのエリアに二等分して使っているというKさん。自分のエリアには可動式の人工芝を敷き、クッションタイルを敷いたリビングに向かって、息子さんと二人でミニゴルフを楽しむこともあるそうです。バルコニーから部屋に向かってソフトボールを打ち込むので安心ですね。

熱海にリゾートマンションをお持ちのYさんは、ふだんリビングに置いてあるソファとテーブルをバルコニーに持ちだして花火大会を楽しみます。マンションに着くと、まずバルコニーを掃除することから始めるので大変ですが、目の前で花火を楽しめる醍醐味がたまらないそうです。

今回の座談会以外では、病気が再発したお母さまと一緒に四季折々の花を育てる息子さんや、病気の治療後に毎日デッキチェアで日光浴しているうちに体力を取り戻した方など、バルコニーの緑や太陽が心身を健康にしてくれたという方々のエピソードもありました。
バルコニーには、さまざまな可能性が秘められていますね。

バルコニストの3大お悩みは、掃除・虫対策・プライバシー

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思い思いにバルコニーライフを楽しんでいるみなさんのお話を伺っている中で、よく話題に上がったのが3つのお悩みでした。皆さんの解決策も含めてご紹介しましょう。

・掃除と家具の劣化問題

バルコニーを活用している方々のお悩みは、掃除。毎日外気に触れる分、砂埃などを掃除する必要があります。
汚れ対策には、掃除しやすいタイルや水に強い畳などを使用していると便利です。またテーブルや椅子などの家具の劣化も気になるところ。Sさんのように収納式の家具を設置したり、室外でも丈夫で掃除しやすい素材の家具を選んだりすることで劣化を防止できます。

・虫対策

バルコニーの立地や環境によりますが、蚊やハチなどの虫問題に悩んでいる方々が多くいました。対策としては、電池式虫よけや超音波式虫よけを設置する、虫が嫌うハーブを育てるなどの方法がありました。

・プライバシー

バルコニーが、ビルやマンションと近い、人通りの多い道路に面している、バルコニーの柵が透明ガラスで外からよく見えるなど、人目が気になるというお悩みも多いものでした。
ガーデニングのグリーンを目隠しに使って外からの視線を遮っているという方がいらっしゃいましたが、人目が気になるとバルコニーライフも思うように楽しめないですね。

みんなの声「もっと情報を!」「バルコニスト専用マンションを!」

海外のマンションのバルコニーには、多彩な表情があります。

海外のマンションのバルコニーには、多彩な表情があります。

座談会の最後は、皆で海外のバルコニー活用事例を見ながら、自由な意見交換タイムとなりました。海外のバルコニー活用は、たとえ狭い空間でも折りたたみの椅子とテーブルをセットしたり、本格的な朝食を家族で楽しんでいたり、人目を気にせず自分のスタイルでバルコニーライフを楽しんでいて、そこが新たな発見でした。

最近のバルコニー用タイルや家具などは、新素材で扱いやすいものが増えています。
「マンションを購入した10年前と今とではずいぶん違うので、バルコニー関連の最新情報が、もっとたやすく集まっていると便利かも」という声も。
参加者の中には「バルコニスト用マンションがあったらいいのに」という人もいました。確かに、バルコニーライフ好きな住民ばかりが集まれば、さらにバルコニーライフが広がりそうですね。

未来の暮らしを模索するスマイラボが、今回の座談会の声をどんな企画に集約していくのか、今後が楽しみです。

スマイラボが提案する未来の暮らしの教科書!『あったらいいな こんな住まい』

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スマイラボについて

header_logoスマイラボは、三菱地所グループの住宅事業における「環境との共生」を推進する株式会社メックecoライフが運営する、マンションの新しい暮らし方を考える研究室です。
スマイラボ(外部リンク)

2016/12/25

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