インテリアとDIY好きが集まる「マリー・クレール」主催のサロンがパリで開催

クリスマス準備が近づく11月になると、インテリアや手芸、DIYをテーマにした「マリー・クレール・イデ」主催のサロン「クレアシィオン&サヴォワール・フェール Créations & savoir-faire- Marie Claire Idée」が開かれます。

同サロンの資料によると、フランス人の4人に1人が何らかの創作活動を行っていて、43%のフランス人がDIYは心を落ち着けてくれる、と答えており、23%の人がソーシャルネットワークで自分の作品を共有しているそうです。ソーシャルネットワークに掲載された写真に影響されたり、インスピレーションを受けたりして、オリジナルのものづくりにますます興味を持つ人も増えているのです。DIYはいま、必要に迫られた日曜大工や、おばあちゃんの知恵を継承するだけではなく、自分のライフスタイルやセンスを表現する創作活動になっているといえそうです。

さて今年のサロンのテーマは、20周年を記念した“レッツ・セレブレート(お祝いしましょう)”。クリスマスだけでなく、誕生日や子供の誕生といったお祝いの席をセンスよく演出するヒントが、たくさん展示されていました。気になった作品をいくつかご紹介します。

11-31-4女の子の誕生日パーティーでしょう。壁も床も額もドリンク瓶も、カラフルなリボンやテープ、紙で飾って、にぎやかでキュートな空間になっています。(Henry & Henriette)

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2-22-3紙で作った華やかな花で飾られた部屋に灯ったキャンドルは、よく見ると、フィンガービスケットとリボンで巻いてありました! (Bloolands)

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3-23-3シルバーのプレートにメッセージを書いたり、葉の形にカットした真っ白な紙を床にあしらったり、特別なオブジェを用意しなくても真似できそうなクリスマスのデコレーションです(Ô Merveille !)

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4-24-3毛糸と編み物の専門店が提案していたのは、あたたかい手作りのものに囲まれた赤ちゃんの部屋。(LucetteM)

さらに、クリスマスのひと時を彩るテーブルやインテリアのアイデアも見つかりました。

55-2白と金を基調にしたテーブルセッティング。ツリーやキノコのオブジェ、ドライフラワー、キャンドルなど、オブジェのテイストは一見バラバラですが、色を抑えてあるので、あたたかみのあるテーブルに。(Marie la Pirate)

6試験管のような花瓶も、真っ白に塗った木を金色のテープで巻きつけてヒイラギをさせば、クリスマス仕様に(Marie Claire )。

7白い花瓶や紙袋に色とりどりの花モチーフを貼り付けるだけで、華やかな雰囲気になります(Marie Claire) 。

トレンドソーシング・オフィス「パスカル・ブルス」によると、フランスにおける今年の秋冬のDIYトレンドは、1)ジャングルや南米、ラテン諸国の影響を受けた暖色(2017年のインスピレーションの源はキューバ)、2)フローラル・デザイン、3)オリガミの3つ。

最後はそう、日本の折り紙です。折り紙の芸術性はこれまでも人気が高いものでしたが、ランプやテーブルウエア、ジュエリー、日常雑貨といったあらゆるシーンに、折り紙風のデザインがますます登場してきそうです。

2016/12/08

プロフィール

三富 千秋

パリ在住のフリーライター。パンや菓子、料理など食の話題を中心に雑誌や食専門誌に発信しているほか、フランス人のライフスタイルについてのコラムも執筆。フランス人の日常生活をさらに知るべく、フランス各地で取材中。


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