ホームパーティーや誕生日会に使える!マンション室内でオシャレに写真撮影するコツ

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子どもの誕生日会。みんなですてきな記念写真を撮ろう!とカメラを取り出し「みんな集まって〜」と声をかける。でもなかなか思うように笑顔を向けてくれない子どもたち。
―特別につくった料理の場所はこれで良いかな。
―飾り付け頑張ったけどわかるかな。
―全員の顔が見えるかな。
いろいろ気にしているうちに「まだ〜?」の声が。もういいや!とばかりにシャッターを押す。撮れた写真は残念な結果に……。こんな経験、誰しもあるのではないでしょうか。
そこで今回、室内でも誰でもかわいい子どもの成長を撮影できるためのコツを、マンション住まいのママフォトグラファーに伺ってきました。

脱・いつものパターン!マンション室内でスタジオ撮影!?

「『もっとおいしそうに料理を撮影したいな』と思ったのが、カメラの世界に足を踏み入れた理由です」と語るのは、ママフォトグラファーとして活躍し、バースデーパーティープランナーの肩書きを持つ島田尚美さん。自身の子育てを通して成長を記録しようと、ますますカメラの魅力にとりつかれた島田さんは、今では自宅マンションの和室に“撮影スタジオ”のような“フォトブース”をDIYでつくったほどです。
“フォトブース”の作り方を聞いてみました。
【作り方】
(1)和室の一角の壁と建具に白い壁紙を貼る
(2)床にはカメラに写るところだけ、白い布を敷く。
(3)デコレーショングッズ「ペーパーファン」を広げ、紙で作った花を背景となる壁に飾る。
これだけで完成です。

ペーパーファンの飾り方にはコツがあり、原則3色しか色は使わず、対角線を意識した構図で配置するのがポイントです。部屋全体をデコレーションしても写るのは一部だけ。ポイントを絞って“フォトブース”をつくり、そこだけ飾り付けを頑張れば本格的なカメラや照明器具がなくても、まるで写真館で撮影したような写真が自宅で撮影できるのです。

DIYでフォトブースになった和室の一角。季節ごとにデコレーションは替えます。

DIYでフォトブースになった和室の一角。季節ごとにデコレーションは替えます。

「ペーパーファンは小さくたたむこともできるし、大きさや色が多彩なのでオススメです」と語る島田さん。

「ペーパーファンは小さくたたむこともできるし、大きさや色が多彩なのでオススメです」と語る島田さん。

マンションの室内撮影の悩み解決法

マンションでの室内撮影の場合、窓が小さかったり奥行きがなかったりして、写したい人やモノが何度写しても真っ黒になるということがよくあります。「そんな時は、昼間でも電気をつけると良いですよ」と島田さんは言います。
光は日中の“自然光”かつ“逆光”が撮影時にはベストですが、あまり天気が良すぎて太陽の光が入り過ぎると、逆に影ができてしまい撮影が難しくなるそうです。
そこで便利なのが調光機能のある照明器具で、1万円ほどから購入できます。写真撮影に向く白っぽい蛍光色だけでなく、普段は温かみのある白熱灯風の赤みがかった光にも替えることができます。どうしても自然光で写真が撮りたい! でも暗い! そんな時は、100円ショップで販売している真っ白い“厚紙”を用意しましょう。2枚をテープで貼り付け、自立できる角度をつけて置けば、たちまち“手作りレフ板”の完成です。

ボール紙を2枚貼り合わせるだけで立派なレフ板に! 貼り合わせることで自立するので人の手を借りずにできます。

ボール紙を2枚貼り合わせるだけで立派なレフ板に! 貼り合わせることで自立するので人の手を借りずにできます。

レフ板効果は室内だけでなく屋外で撮影する時も有効です。逆光の場合、白いレジャーシートがあれば真っ黒になりません。

レフ板効果は室内だけでなく屋外で撮影する時も有効です。逆光の場合、白いレジャーシートがあれば真っ黒になりません。

島田さんは写したいものだけレフ板前に持って行って撮影できるように、小さなテープルを常に部屋に置いています。その上に撮影したいモノを置き、光がベストな状態で当たる位置で撮影します。それでも十分に光りが当たらない場合は、手づくりレフ板を撮りたいモノに光が反射できるように置いてみると、見違えるほど良い写真を撮ることができます。
テーブルの上の料理を撮影する時に大切なのは、光の具合と配置です。配膳どおりに撮影するのではなく、撮影時にはテーブルの真ん中に料理を集める方が散漫な印象にならず、パーディ感が一層演出できます。

(上)失敗例:通常の配膳スタイル。被写体の真正面、直立した目線の高さから撮影

(上)失敗例:通常の配膳スタイル。被写体の真正面、直立した目線の高さから撮影

(下)成功例:中央に料理を寄せて配置。目線を下げ、被写体の真正面を外して斜めに構え、太陽光を取り込むとおいしそうに撮れます。

(下)成功例:中央に料理を寄せて配置。目線を下げ、被写体の真正面を外して斜めに構え、太陽光を取り込むとおいしそうに撮れます。

このように撮影する時に動かせるものは動かし、子どものように思い通りに動いてもらえない場合は自分が動き、笑顔を引き出せる努力をする。合わせて光と配置に工夫を凝らせば、思い通りの写真がマンションの室内で撮影することが可能になります。
これからのクリスマスなどのホームパーティーや、くつろぎの部屋での日々の何気ないワンショットに生かしてみたいですね!

文:遠藤聖子(Loco共感編集部)

2016/11/01

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