お茶まわりの道具の選び方 その2

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前回は、やかんとポットを選ぶポイントについてお話しました。次はお湯のみ。これは、どちらかというと機能よりはデザイン重視で選んで良いでしょう。わが家は来客がおおくて、お湯のみは4~6客セットで揃えているので、省スペースになるように重ねて収納できるものにしています。また、底が細くて上に行くにつれて大幅に広がっているものは、安定感が悪くて、テーブルの上で不用意に手が触れて倒すこともあります。私はパソコン作業中にお茶を飲むため、何度かやってとても焦りました。なので、安定感の良さも選ぶポイントに入ってきます。

あとは、手に持ったときの収まり具合や、口当たりなどが好みか、欠けにくいか、茶渋がつきにくいかなどもできれば実際に触れて確認しておきたい。マットな素材感は、使っていくうちにお茶が染み込むこともあるので、経年変化を好まない方は他の素材を選ぶのが賢明ですね。

お茶が好きで色々揃えていると、その分、茶筒も増えていきます。缶の茶筒は密閉性や遮光性に優れている一方で、中身が見えません。そのため、同じ茶筒がいくつもあるならば、ラベルを貼るなどして、見分けられるようにひと手間かける必要があります。

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それが面倒な方は、ガラス瓶を茶葉の収納に使ってみてはいかがでしょうか。ガラス瓶はなんでもよくて、私はイギリスのキャニスターや、日本の薬瓶(東急ハンズなどに新品が売られています。細口でなく必ず広口を選ぶのがポイントです)、ジャムの空き瓶などももちろん活用しています。

ガラスは遮光性はないものの、ある程度の密閉性と、中身が見えるという利点があります。また、いくつか置いていても、ごちゃごちゃしないのもありがたいですね。同じもので揃えなくても、ガラス素材であれば、統一感が生まれてまとまりが出ます。素材を1~2種類に絞り込むのは、すっきり感を演出するいちばんの方法ですよ。

すっきりしたキッチンで、美味しいお茶を淹れたいですね。

2016/10/17

プロフィール

柳沢 小実

1975年 東京都生まれ

日本大学芸術学部 写真学科卒業

エッセイスト、整理収納アドバイザー


暮らしにまつわる著書多数。ファッションと美味しいものが好きで、収納好きが高じて、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。手間をかけずにすっきり見える収納法を日々研究中。


公式HP『ふらりふらり帖』


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