持ちものを見直そう~新陳代謝するものと持ち続けるもの~

前回の取捨選択を通じて、持ちものについてあらためて考える機会がありました。その際に、持ちものは大きく二つに分けられるということに気づきました。

まずひとつめは、新陳代謝するもの。たとえば、洋服・下着・食材など、使っていくうちに傷んだり、使い切ったりして、常に買い替えるもの。つまりは消耗品のこと。私の場合はこのほかに、大量に購入するもののすべてを取っておくことはしない資料本も、それに含まれます。

そしてもうひとつは、持ち続けるもの。一度手に入れたら、壊れたりよほどのことがなければ処分することはなく、長く使いつづけるもの。個人的には、キッチン用品やうつわ、本・CD・レコード・家具などが該当します。

最近増えたうつわは、茶器やグラスくらい

最近増えたうつわは、茶器やグラスくらい

この分け方は、人によって異なるはずです。物を手に入れるときに、これらのうちどちらに当てはまるか考えれば、予算立てもおのずと決まってくるでしょう。

使用頻度の高いものと、リメイク用に分けました

使用頻度の高いものと、リメイク用に分けました

私は新陳代謝するものはほどほどの価格に抑えて、少し傷みが出てきたら潔く替えることにしています。たとえば、洋服などがいい例で、たいして着ていない服をなんとなく長年持ち続けているよりも、旬のうちに繰り返し着まくって着倒すほうが、性格に合っています。また、下着も同様で、あまりに高価なものを買ってボロボロになっても使い続けているよりは、ある程度使って買い替えられるくらいの値段のほうが、気が楽です。

そして、持ち続けるものについては、ある程度予算をかけても良しとしています。長い年月使うもしくは回数使うものは、その分元が取れますから、奮発しても決して贅沢にはなりません。むしろ、質のいいものを選んで長く気持ちよく使いたいと考えています。

熱いお茶でもOKの耐熱グラスは重宝します

熱いお茶でもOKの耐熱グラスは重宝します

このように、持ちものについて意識的になると、今後の物選びの参考になるでしょう。

前編→持ちものを見直そう~取捨選択のポイント~

2016/09/12

プロフィール

柳沢 小実

1975年 東京都生まれ

日本大学芸術学部 写真学科卒業

エッセイスト、整理収納アドバイザー


暮らしにまつわる著書多数。ファッションと美味しいものが好きで、収納好きが高じて、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。手間をかけずにすっきり見える収納法を日々研究中。


公式HP『ふらりふらり帖』


↑ page top