使いやすく長持ちする家電に出会うには? 柳沢小実さんの家電選びのルール~前編~

家電の選び方、みなさんはどのようにされていますか。そもそも家電が多い家もあれば、少ない家もあるでしょう。またテレビや音響機器が充実している家や、キッチン家電がずらりと並んでいる家など、家電を持っている数や種類は人それぞれです。

わが家はテレビをあまり見ないのでレコーダーは持っておらず、その代わりにレコードプレーヤーやスピーカーなど音楽まわりの家電が充実しています。家の中をあらためて見てみると、ふつうの家にあるはずのものがなかったりして、それもひとつの個性かなと思っています。

どんな家電を選ぶときでも気にしているのは、消費電力とランニングコスト、手入れのしやすさです。たとえばプリンタなどはインクの価格が手頃で手に入れやすいかもチェックします。また、無駄な機能がたくさんついているものよりも、機能・構造ともに絞り込まれたシンプルなもののほうが壊れにくく感じます。

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目的に特化していて、シンプルな機能の家電。その最たるものはマキタの充電式クリーナーです。これは業務用のクリーナーで、約10年前にCL100Dというリチウムイオン電池&紙パックなしのタイプを購入しました。それからほぼ毎日使っていますが、多少外側が汚れたものの壊れる気配は全くなく、今日も元気に働いてくれています。
このクリーナーのいいところは、とにかく手軽な点。クイックルワイパーのような手軽さでさっと吸えて、掃除のハードルが下がりました。大きい掃除機は週末に使い、平日はこれで気づいたときにちょこっとがけという使い方が定着していますが、正直これひとつで十分です。もし壊れたら同スペックの後継機(13000円くらい)か上位機種のCL141FDRFW(現在25000円ほど)を購入するつもりです。

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もうひとつ、買ってよかった家電はBOSEのサウンドリンクミニ Bluetooth スピーカーです。パソコンやスマホとワイヤレスで接続できて、小さいボディからは想像できないほど厚みのある音を楽しめます。また、充電ポートから外して持ち運べるため、家のあちこちやアウトドアでも音楽を聴くことができます。いい音で音楽を聴きたいけれど、大きなスピーカーを置くのは場所もないし気も重いと感じていたわが家にはぴったりで、音楽を聴く時間がさらに増えました。現在は後継機が定価27000円くらいで販売されています。

この二つの偏愛的家電は、これまで雑誌や書籍でも何度も紹介しましたし、私が使っているのを見て購入した友人や知人もたくさんいます。よく使うものほど、使いやすくてタフなものを選ぶ。それが私の家電選びのルールです。

2016/05/16

プロフィール

柳沢 小実

1975年 東京都生まれ

日本大学芸術学部 写真学科卒業

エッセイスト、整理収納アドバイザー


暮らしにまつわる著書多数。ファッションと美味しいものが好きで、収納好きが高じて、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。手間をかけずにすっきり見える収納法を日々研究中。


公式HP『ふらりふらり帖』


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