マンションで地震が起こった時に身を守るポーズとは?

※本記事は2013年8月19日に公開したものを再編集したものです。

いざという時に身を守る方法を身につけていますか?

小さなお子さんのいるご家庭では、遊びとして身を守るポーズを教えると効果的です。

今回は歌って遊べる「だんだんダンゴムシのポーズ©」をご紹介します。

「だんだんダンゴムシのポーズby国崎信江©」

地震がグラッときたら「だんだんダンゴムシのポーズ©」で落下物から自分の身を守るように、お子さんと一緒に遊びながら教えてあげてください。

だんだんダンゴムシのポーズ©の手順

1.両手でお水をすくうようなポーズをとります。2.後頭部あたりに手を当てます。3.・ 地面に膝をついて丸まったダンゴムシのようなポーズをとります。

「だんだんダンゴムシのポーズ©」は、1999年位から講演会やさまざまな場で機会がある度にご紹介し、自著『地震からわが子を守る防災の本』(2001年、編集工房一生社)などにも掲載して普及に努めてまいりました。現在では、幼稚園や小学校で、歌をつけてこのポーズを子ども達に教えてくださるほどポピュラーになり、私も嬉しい限りです。

グラッときたら赤ちゃんを抱かない!「ダンゴムシのポーズ©」でカバーを!

赤ちゃんがいるご家庭で地震が起きたら、お母さんはいつものように赤ちゃんを抱いて守ろうとしますが、これでは赤ちゃんの頭もお母さんの頭も防御するものがなく大変危険です。

また、大きな揺れにより、抱いている赤ちゃんが床に叩きつけられる可能性もあります。

写真のように、赤ちゃんと向かい合わせになって、お母さんのお腹あたりに赤ちゃんの頭を置き、保護者は赤ちゃんのお尻を抱きかかえるように体を丸めます。子どもと自分の頭を守る姿勢を意識しましょう。

この訓練をふだんの遊びに取り入れると、いざというときに赤ちゃんが嫌がることもなく、ポーズができるようになります。

小さいお子さんだけでなく、大人も同様に身につけて、グラッときたときに即座にダンゴムシのポーズでご自身の身を守っていただければと思います。
職場や学校、老人ホームなどで、ぜひご活用いただければ幸いです。

次のページでは落下物から身を守るポーズ「クロスでガード©」をご紹介します。

次のページ:クロスでガード©の手順とは?>>

2017/04/10

プロフィール

国崎 信江

危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表。女性として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱している。文部科学省地震調査研究推進本部政策委員、防災科学技術委員などを務める。講演活動を中心にテレビや新聞など各メディアでも情報提供を行っているほか、被災地域で継続的な支援活動も行っている。

おもな著書に『大地震対策 あなたと家族を守る安全ガイド : ビジュアル版』(法研)、『震度7から家族を守る家: 防災・減災ハンドブック』(潮出版社)、『マンション・地震に備えた暮らし方 (地震防災の教科書)』(つなぐネットコミュニケーションズ)などがある。


株式会社危機管理教育研究所

一般社団法人危機管理教育研究所


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